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#435 煉獄家 ページ18

「ええ。今日は同衾はお休みよね?
私はお酒は飲めないし、
親子水入らずを
邪魔するつもりはないわよ。
私は、お先にお休みしてるわね♡」

「同衾はお休み……」

あからさまに煉獄はがっかりしていた(笑)

「あの、杏寿郎さん?」

都希が心配そうに煉獄に話しかける。

(解っている、解っているんだ!
毎日同衾するのは都希の体力が持たない
ことくらい…!
だからここは我慢だ!!)

煉獄は葛藤していた。

「あの…杏寿郎さん?」

都希がさらに心配そうに、

「同衾は無理だけど、あの、
キスくらいなら大丈夫よ?」

都希が赤くなりながら提案してくれた。

「都希……」

あまりのいじらしさに、思わず煉獄は
感動してしまった。

(俺の妻はなんて優しいんだ!
もう、何も望まない)

煉獄はちゅっ♡と、都希の額に
キスをした。

「きゃあ!」

思わずのけぞる都希(笑)

「ありがとう、都希。
気を使ってくれて。
今夜は俺のことを気にしないで
休んでいい」

「本当!?
ありがとう、杏寿郎さん!」

お礼を言われて複雑な心境の煉獄であった。
そうこういているうちに、
馬車は煉獄家に着いた。
煉獄が先に降りて、都希に手を差し伸べた。
エスコートしてくれるようだ。

「さぁ、俺の手につかまるがいい」

「ありがとう」

(やだー、まるでお姫様みたーい!)

都希はひとりできゃあきゃあ喜んでいた(笑)
煉獄家は玄関の前に門がある。
その門をくぐり、煉獄は玄関の引き戸を
ガラッと開けると、

「只今、帰りました!!」

と、大声で言った。
すると、

「兄上ーー!!」

と、家の中から声が聞こえて、
数秒後、

「お帰りなさーい!!」

「どわっ!!」

と、千寿郎がフライングで煉獄に抱きついてきた。
フライングだったので、
煉獄は変な声が出た。

「ただいま、千寿郎!」

♪───O(≧∇≦)O────♪

新婚旅行が終わり、煉獄さんと都希ちゃんは
東京に帰って来ました。

お気に入りに投票してくださった方々、
本当にありがとうございます。
感謝、感謝です。
とうとう190人突破しました(≧∀≦)
感想もくださると飛び上がって喜びます(*≧∀≦*)

次回より【緋炎と桜花 #30】になります。
引き続きよろしくお願いします。

次回の更新は
1月31日の20時、
#436 煉獄家・二
の一話のみの更新です。

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設定タグ:煉獄杏寿郎 , 鬼滅の刃 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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ミーニャ(プロフ) - ゆいいさん» こんにちは、感想ありがとうございます(^^)まだまだラブラブなふたりを書いてて楽しいです(^^) (2022年6月15日 20時) (レス) id: 732fd95803 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいい - とても内容が深くて面白い (2022年6月15日 18時) (レス) @page8 id: ed848c2507 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミーニャ | 作者ホームページ:https://www.pixiv.net/users/8107694/illustrations  
作成日時:2022年1月15日 19時

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