好きでいてもいいですか part3

欲望〜先生〜 ページ8

Aとの関係が、形上無くなってしまってから1週間が立った






本当の気持ちもわからないし、俺はまだ無くなって欲しくないという願望もあった




でも、本当に利用されたなら……なんて奴なんだ。とも思う




西川と付き合ってるのが事実らしいし、そうかも、な。




恵「ねぇ…」





ふと、恵が話しかけてきた





西浦「……ん？」





恵「まだちゃんと話してないんだけど、本当なの？作田さんのこと」




多分、確認しているのは本当にAに利用されただけなのかということだと思う





そんなことない。ってすぐにでも否定したかったけど、そんなことも出来なかった




西浦「……本当だよ、だって西川との関係事実だったし」




恵「そう。……ねぇ」




とういうと隣に座り抱きつく素振りを見せた




恵「私のこと、すき？」





うわ……って思った



今この質問は、俺にとって胸を痛めるだけの質問でしかなかった





西浦「……あぁ、すき」





左手で恵の肩を抱いた




恵「…じゃあ……さ…」





急に腕を引かれ、俺が覆いかぶさる状態




俺もいい大人で、何があるかを理解した





多分今、欲望に任せたら後悔する




わかってた。わかってたけど




西浦「……恵」








あいつを忘れたい









それしか考えられもせず








一夜を明かした

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