好きでいてもいいですか part3

進路変更 ページ32

琴美「お休みするの？バイト」





学校にきてすぐ、琴美に話した





「うん、受験する大学変えようと思って」






琴美「いきなりどうしたの？」




「うん、ちょっとね…やりたいことあって」







琴美「…そっか。んで、どこの大学？スポーツ系なんでしょ？」







「ううん。









教育大学」






琴美「教育大学！？！？」








「驚きすぎ笑あーあ！勉強しなきゃなぁ…」









明田「お前マジで言ってんの？」








「明田！」





明田「先生！！！！」





「…先生。がちだよ、頑張んないとなぁ…」






明田「ほんとだよな笑だがそんなお前に朗報」







「なに？」








明田「これから公立受けるやつらの強化学習期間始まる。無料だし、放課後から受けてみたらどうだ？」






琴美「さっすが明田せんせ、有能」







「受けたい！」








明田「んじゃ名前書いとけよー」






「はーい！」








紙を受け取って名前を書く









明田「そういえば、教育大行って何勉強するんだ？」







国語？社会？







と聞いてきた









名前を書き終えたペンを置いて顔を上げた








「理科！」








紙を押し付けるように明田に渡し、逃げるように教室へ走った







琴美「かわいいとこあるじゃん」








明田「幸せもんだな、愛されてるやつ。」

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