有閑倶楽部

episode20 ページ24

前回の続き




清「悠里、魅録とAが上に上がって行きました。誰か来るようなら合図してあげて下さい。」




悠「了解！」と、言いながらまた食べ物につられていく。



A「魅録！部屋に入ってくよ。」



ドアに耳を近づけてると、



誰か出てくる⁇



魅「ヤバっ、A、こっち。」


A「へ？」



魅録に連れられて向かいの部屋に入ったのは良いんだけど、



そこには良い感じになっている男女が、


魅「あははっ、ナッナニカオノミニナレマスカ？」


誤魔化し切れてないよ。魅録。



A「あははっ、ナッナイデスヨネ〜」



ガチャ、


魅「よし、入るぞ。」



A「うん。」



入るとそこには一つのPCが、


A「パスワード？」


魅「だな。これ入れなきゃ開かねぇわ、」


A「清四郎？ダメだよ。パスワードがわかんない。」



清「分かりました。野梨子、パスワードが必要なんです。高清水からさりげなくパスワードを探って下さい。」



野「！！！嫌ですわ！」



野「あんな親父に近づくなんて」


清「野梨子だけがたよりなんです。」



野「でも……」


A「野梨子お願い！」


野「分かりましたわ。Aが言うなら。」



A「やった！」



そして始まったパスワード探し。


最初は生年月日。


魅「んー。違う、次！」



でも、次は……



魅「なんで、おとこにスリーサイズ聞くんだよ。バカ野梨子。」




スリーサイズを聞いちゃった野梨子。



いちよ、打ち込んでみたら




魅「野梨子様〜。」



合ってたみたい。



その時、




悠「みっ、ゴホッ、みっ魅録！A！高清水がそっちに行く！」



A「え！どっどうしよう！」




魅「とりあえず、クローゼットに隠れよ。」




バタッ




ガチャ




隠れた所で間一髪、ちょうど高清水が入ってきた。



ギリギリセーフ




その日はそのままパーティーんを後にした。

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