ビョンベッキョンがこの世でいちばん嫌い

◎ ページ21

前と変わったこと





･私がビョンベッキョンをベクと呼ぶようになったこと

･朝昼晩のご飯を全部ベクと食べるようになったこと

･四六時中ベクと一緒にいるようになったこと





BH「ねえAはやく学校行こうよ〜〜〜

俺と手を繋いで行くっていうオプション付きで♡♡」





前と変わらないことはベクは相変わらずテンションが高くて私のことが大好きだ





『まだ朝ごはん食べてるんだけど……

それにまだ7時だよ？？？歩いてでも20分くらいしかかからないのに、あと一時間後に出てもいいくらいじゃん』




そして安定の塩対応




BH「いいじゃんたまには早く学校行こうよ〜」

『それ遅刻常習犯が言える言葉じゃないよね

それと私よりまだ用意できてないのに早く学校行こうなんてよく言えるよね』

BH「ギグっ」




自分で効果音つけるあたりアホだと思う




HR「Aと付き合ってからベク1人で起きれるようになって私感動〜〜！！

それに私ね、ずーっとベクとAが結婚したらいいのになあって思ってたの！！」



この人はベクのオンマのハラちゃん
昔っからハラちゃんって呼んでるから今でも変わらない



『いや、ハラちゃん結婚は早いよ』

HR「ええ〜？もう高校卒業したらすぐに結婚しちゃってって感じ ！！」

BH「じゃ、A……？結婚しよう…………」




そんなキリッとしたキメ顔で言われても、服装がパジャマじゃなあ………




『さーてと、ごちそうさま〜』

BH「ちょ、おい！！」

HR「はーい (^^)」







『ほら、歯磨いて顔洗って着替えて！！』

BH「はぁ〜い」

『手繋いで学校行ってあげるからはやく！！ほら！！！』

BH「え？！まじ？！それならスーパーミラクルハイパーモードでビョンベッキョンフル稼働します！！！！」






よく言ってることは分からないけど動きは速いから良しとしよう






10分後＿＿＿






BH「おっけー？今日の俺も輝いてる？イケメン？」

『ん〜〜まあ安定のブサイクかな』

BH「そろそろイケメンって言えよなばか〜〜〜っっ」





私ツンデレだから思ってることと正反対のこと言っちゃうんだよ〜〜〜っていうのは言いません





『ハラちゃん行ってくるね！！』

HR「ああ！もう行くの？行ってらっしゃい〜(^^)」

BH「ちょ、待てよ！！」





『ほら、手繋ぐんでしょ？』
BH「ふぉおおおう ！！」





手を繋いだ途端ちぎれるんじゃないか並にぶんぶん振り回されました

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