Aug.152 ページ9
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「『皇帝』とか『子猫ちゃん』とカ、君たちに気を配っているけれド、ボクたち『Switch』も【盂蘭盆会】の主催者としテ、それなりに君たちに気を配っているヨ。こうやって足を運んだりしてネ」
「え！？」
夏目くんがここに来た理由を話している間に出てきた「盂蘭盆会」という単語に私は反応してしまった。部屋の片隅で縮こまっていた私がいきなり大きな声を出したためにレッスン室にいた全員の視線が私に集中した。
「どうしたノ？Aねえさんもいたんだネ。」
「いや、別に…」
盂蘭盆会といえば、夏目くん_____Switchがこの前発表したドリフェスの名前だ。新人アイドル達を集めて、ライブを開くみたい。もちろんチケットは買ったし行くつもりだ。
つまり、この練習はその盂蘭盆会で披露する演目の練習ってことだよね。え、普通に見たくないんだけど…
「わ、私やっぱり帰る…」
そう言って立ち上がれば、「待て待て」とレオに手を掴まれた。ちょ、離してよ
そのままレオの足の間に座らされ、後ろからがっちりホールドされた。動けない…
「ちょ、」
「わはは！Aも『ALKALOID』の練習見よう！」
「なんで！」
「ここにいるのも何かの縁じゃんっ」
「ママが勝手に連れて来ただけだってば！」
レオと言い合いをしていれば、夏目くんから喝を入れられた。
「うるさいよ外野、…ボクたちレッスンの邪魔っぽいし消えようカ？」
「そうだよ！夏目くんの言う通り！消えよう！」
「い、いえ…。ちょうどいいですし、皆さんお時間があるならそのまま見物してください。これから『ALKALOID』全員で、唯一の持ち歌を通しで演ってみるつもりですから。」
マヨイくんんんンンン…！？
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玲咲(プロフ) - ますかるぽーねさん» コメントありがとうございます！私の妄想に悶えてくれて(？)ありがとうございます！嬉しいです！私の推しはレオくんと凛月くんで、最推しはレオくんですよ！ (2021年8月7日 23時) (
レス) id: 27f192e968 (このIDを非表示/違反報告)
ますかるぽーね - 凄く面白いです!!お話が綺麗にまとまってて、読みやすくて、もう...もう...!!って感じになってます(？)ちなみに作者さんの最推しって誰ですか？私は七種です。 (2021年8月7日 23時) (レス) id: 03d8bca1c9 (このIDを非表示/違反報告)
玲咲(プロフ) - コメントありがとうございます！とても励みになります…！これからも更新頑張りますので、これからもよろしくお願いします！ (2021年8月2日 14時) (レス) id: 27f192e968 (このIDを非表示/違反報告)
ルナストーン(プロフ) - 初めまして、いつもこの作品を見させて頂いております。 えっとですね、言うのが少し遅れてしまいましたが、続編おめでとうございます！ いつも楽しく読まさせて頂いております！ 自分のペースで更新頑張ってください。 ……別に急かしてるとかではないです！ (2021年8月2日 13時) (レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲咲 | 作成日時：2021年8月1日 14時
