Aug.167 ページ24
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探していれば、特徴的な赤い髪が見えた。
「あ、いた！一彩く〜ん！」
「おや、Aさんだね。こんなところで会うなんて奇遇だね」
「探してたから奇遇ではないんだけどね」
『ALKALOID』の3人を見つければ、なぜか一緒にいた『Trickstar』の4人。藍良くんはなぜかいなかった。
「Aじゃ〜ん！久しぶりだね☆」
「おい、明星。一応目上の人だぞ。せめて、さんをつけろ」
「わぁ！Aさんも来てたんだね〜！嬉しいな！」
「はは、うるさくてすみません…」
「全然大丈夫だよ！元気が取り柄だもんね、『Trickstar』は！」
うん、北斗くんの『一応』って言葉は聞かなかったことにしよう。先輩呼びされるよりはましだし。
「Aさんはどうしてここにいるのですか？」
巽くんにそう言われ、ここでやるべき事を思い出した。
「そうそう！『Knights』から頼まれ事をしてて。もうそろそろ始まる時間かな。『ALKALOID』のみんな、あのステージを見よ！」
そう言って泉が一人で立ってるステージを指さした。
『♪〜♪〜♪』
一人で立ってる泉を見て、なぜだかふつふつと笑いが込み上げてきた。
「泉さんっ！？あんなところで1人で何してるの！？」
「ふむ。素行不良のために、ついに『Knights』を首になったのでは？」
北斗くんのその言葉で私はもう無理だった。
「あっはははは！！！首とかやばぁ！」
私の笑い声が聞こえたのだろうか。泉が唇の動きだけで「何笑ってるわけぇ？殺すよ？」と言ってきた。
「…」笑うのやめます。
勝手に開き治った泉は、まるでオペラのようにセリフと歌を歌い始めた。
…あ〜、これはレオの脚本だなぁ…。あいつ、こういうの好きだし…
つまり、泉がオペラ風に言おうとしていたことはこうだろう。
『ALKALOID』は本気で、それとも無責任に『Crazy:B』を救おうとしているのか、それを『Knights』が問う。時間制限内に我ら『Knights』に勝利しなければ、『Crazy:B』の桜河こはくとともに成敗する、と。
つまり、『Knights』自身は『ALKALOID』の意見に納得してないぞ、という建前。
レオが言ってた私みたいなファンを納得させるためのライブ。
確かにそれができるのはビッグ3の『Knights』だけかもしれない。
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玲咲(プロフ) - ますかるぽーねさん» コメントありがとうございます！私の妄想に悶えてくれて(？)ありがとうございます！嬉しいです！私の推しはレオくんと凛月くんで、最推しはレオくんですよ！ (2021年8月7日 23時) (
レス) id: 27f192e968 (このIDを非表示/違反報告)
ますかるぽーね - 凄く面白いです!!お話が綺麗にまとまってて、読みやすくて、もう...もう...!!って感じになってます(？)ちなみに作者さんの最推しって誰ですか？私は七種です。 (2021年8月7日 23時) (レス) id: 03d8bca1c9 (このIDを非表示/違反報告)
玲咲(プロフ) - コメントありがとうございます！とても励みになります…！これからも更新頑張りますので、これからもよろしくお願いします！ (2021年8月2日 14時) (レス) id: 27f192e968 (このIDを非表示/違反報告)
ルナストーン(プロフ) - 初めまして、いつもこの作品を見させて頂いております。 えっとですね、言うのが少し遅れてしまいましたが、続編おめでとうございます！ いつも楽しく読まさせて頂いております！ 自分のペースで更新頑張ってください。 ……別に急かしてるとかではないです！ (2021年8月2日 13時) (レス) id: f44ffe4945 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲咲 | 作成日時：2021年8月1日 14時
