花火 ページ17
｢…あ、そろそろ花火始まるよ｣
吉良｢そうみたいだな。人が集まってきた｣
あと…十分くらいで予定時間になる
先に場所取っといて良かった
ちらりとヒロトの方を見ると、さっき買ったお好み焼きを頬張っている
｢…ヒロト、一口ちょうだい｣
吉良｢あ？…ほらよ｣
ヒロトは自分の使ってた箸で食べさせてくれた
｢…付き合ったばかりの頃は、こんなことしなかったのに。ヒロトも大人になっちゃって…｣
吉良｢親かお前は。…別に、付き合ってるんだから普通だろこれくらい｣
｢そう？｣
吉良｢ほら、始まるぞ｣
ヒロトの声と共に打ち上がった大きな花火
色とりどりに散らばって、そしてまた打ち上がる
｢…ねえヒロト｣
吉良｢なんだよ｣
｢…私ね、彼氏と花火見るの、夢だったの。小さい時から花火が好きでね、いつか大事な人が出来たら、一緒に見たいなぁって｣
吉良｢…俺は花火大会の日、部屋の窓から一人花火を眺めることしかなかった。この花火を誰かと見たいって、そう思うようになったんだ｣
｢…来年も来ようね｣
吉良｢あぁ｣
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猫 - 神！！！ (2022年12月12日 0時) (
レス) @page23 id: c8a05c94b2 (このIDを非表示/違反報告)
そまみゅ - 初コメしつれいします！ヒロトくんの嫉妬が可愛すぎて悶絶してしまいました(笑)文才エグくないですか？うらやましいです！ (2020年5月18日 15時) (レス) id: 8c9b301781 (このIDを非表示/違反報告)
#KRNK(プロフ) - にゃん子さん» コメントありがとうございます！今はもうピンピンです！！私も応援してくださる皆様が大好きです！！！！ (2019年8月22日 17時) (レス) id: e94b8ae4ca (このIDを非表示/違反報告)
にゃん子 - #KRNKさん» 骨折大丈夫ですか！？はいっ！もちろん！この小説大好きなので！！ (2019年8月12日 20時) (レス) id: 6147d6b294 (このIDを非表示/違反報告)
#KRNK(プロフ) - にゃん子さん» 長い間お待たせして申し訳ありませんでした。これからもこの作品をよろしくお願いします。 (2019年8月5日 23時) (レス) id: e94b8ae4ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miruna | 作成日時：2019年4月6日 11時
