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作者から。
私の手鬼に対する個人的な恨みが現れてて、ほんと流血表現の苦手な方には申し訳ない。と思うほどのものがこの先にあります。
閲覧については自己責任でお願いします。
前までの話を呼んで無理そうだったらブラウザバック！
＊＿＊＿
Aが鋭く睨みながら切先を手鬼の目に近づける。
妖怪や鬼は時に残酷だ。例えばの話だが、河童にまつわる民話や伝承には、「悪戯好きだがひどい悪さはしない」や「土木工事を手伝った」など、人間に対して友好的に見られる一方で、水辺を通りかかったり、泳いだりしている人を水中に引きずり込み、おぼれさせたり、魂を抜いて殺したりするといった悪事を働く描写も多い。
つまりはAも例に漏れず、残忍な面も存在すると言う訳だ。
ギチ、ビチッと音を立てながら再生をしていく手鬼の声帯を見届けてからAが問いかける。
「最初に貴様の所に来た鱗滝の弟子はどうやって殺した？」
ただならぬAの雰囲気に手鬼が震えながら声を絞り出した。
「あ、頭を握り潰した」
その言葉に「ほう？」とAが瞳を細めると、手鬼の頭を片手で掴み、握りつぶした。
「ギャァァ！」
鮮血が舞う中、Aまた手鬼の再生を待ってから問いかける。その瞳は怒りに染まり、凍えそうなほど冷たい。
「二人目の子はどうやって殺した？」
圧倒的な力の差に絶望の色を見せながら手鬼が「許してくれ、もう殺してくれ」と泣きはじめる。
そんな事を全く耳に入れていない様子のAは、中々問いかけに答えない手鬼に痺れをきらし、刀の切先を手鬼の目に突き刺した。
鬼は再生はするが痛覚がないわけではない。勿論痛いものは痛い。
「そんなこと今は聞いておらぬ、早く答えろ」
手鬼の目に突き刺した刀をグリグリと動かすAが、もう一度手鬼の絶叫を聞いた辺りで、やっとその場にたどり着いた炭治郎が慌ててAを止めた。
手鬼と変わらない位に炭治郎の顔も真っ青である。
「A姉さん！やめるんだ！」
「何故じゃ炭治郎、
「っ、そんな事をしても、今まで死んでいった人たちが生き返る事はないだろう！」
一瞬Aの低い声に怯んだ炭治郎が、負けじと声を張り上げた。その様子に我に返ったのだろう、Aがキョトンと効果音が付きそうなほど不思議そうな顔をしてから、自分のした事を思い出し、「あ」と声を漏らした。
「またやってしまったようじゃな、済まぬ炭治郎、助かった」
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月縹(プロフ) - 広海さん» 嬉しいお言葉をありがとうございます！！前程更新頻度は高くはないけど、見てくださる方がいるなら頑張れます😭😭 (2021年11月12日 21時) (
レス) id: 6e9456ced1 (このIDを非表示/違反報告)
広海 - とても面白いです。これからもがんばってください! (2021年11月12日 20時) (レス) @page47 id: 4ad4f67aa2 (このIDを非表示/違反報告)
�桟鈬�(プロフ) - 闇姫さん» 嬉しいです！コメントありがとうございます！無限列車…カ、カキタイ… (2020年10月12日 20時) (レス) id: a8b4b5bef5 (このIDを非表示/違反報告)
闇姫(プロフ) - 凄い面白かったです！無限列車も見たいなと思っております！ (2020年10月12日 19時) (レス) id: aeb4d97102 (このIDを非表示/違反報告)
�桟鈬�(プロフ) - 腐りかけの果物さん» こちらこそありがとうございました！！他の作品(新作とか)なども読んで頂けると嬉しいです！ (2020年10月11日 21時) (レス) id: a8b4b5bef5 (このIDを非表示/違反報告)
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