#25 ページ29
風呂に向かおうと廊下を歩いていると2人組に絡まれた。
「Aやんけ、なんや久しぶりやな」
「なんでこの棟来てくれなかったの?やっぱ下位には興味ないんだ」
烏と乙夜だ、1度食堂で話したことがあるが所詮クソガキというやつであった。初対面から舐めきった態度で絡んできた奴はそう多くなかったが、こいつらは特に面倒だったので覚えている。
「な〜あ、ちょっとぐらい相手してくれてもいいんとちゃうん」
「そーそー。A 女の子みたいだからぶっちゃけいける。全然許容範囲内。てことでヤろ」
「ずぅーっとこないな閉鎖空間おると溜まるもん出しにくいねん」
なんだかミヒャエルを思い出す、あいつも出会った当初はこんな感じで絡んできた。「俺を求めろ」と堂々見下しながら言われたその日にはベッドに引きずり込んでケツで抱いてやった。
朝 肩を揺らしながら起こされたあと肩を思い切り噛まれた記憶が鮮明に思い出される。クソ痛かったのを体も覚えているのだろう。
もう何年も前のことだが。確かミヒャエルが15か16……犯罪じゃないかという問いにはノーコメントだ。
聞けや、と頭をチョップされ意識を烏と乙夜に戻す。
早く早くと待ちきれないようで、ズボンに掛けられた手と、Tシャツに入ってきた手を叩き落とした。
驚いたように固まる烏の顎を掴み、噛みついた。ガチッと歯が当たって痛いが快楽に変えれば問題ない。
『ん、……ちゅ、んぅ…ぐちゅ、、ぅん、ち゜ゅぷ、』
「やめ、んっ…♡、ん、あぁ…っ、ん゛っ!!?、ぇぅ、ふ、ぅっ、ぢゅ、ぁ…♡、んん゛っ、、ん゛〜〜〜ッッ♡♡」
「わお、……えぐ。烏トんでね?」
ぢゅる じゅぷ ぬちゅ と 廊下に響く水音に乙夜は危機を察知し部屋に戻るためUターンしようとするだろう。
腰の抜けた烏を壁に優しく、それでいて素早く置いて、腕を掴み頭に手を回して同じように噛みついてやる。
「ちょ、…んっ、くっ、ぁ…まっ゛…んんぅ、う゛ぅ゛っ♡な、これっ♡♡、やっば、ぁッ、はぷっ、じゅ♡♡」
『ぢゅ、ん、きもちー?』
「あ゛っ♡やば…さいこッッ♡♡」
それは良かったと遊んでやれば数分でとろん、とした瞳になったので口を離した。口の端しから垂れる唾液を袖で拭いてやり重くのしかかる身体を2人壁にもたれ掛かるように並べ、ジャージを掛ける。
早く風呂に入りたいので駆け足でその場を去った。
「………いや酸欠」
「キスうっっっっま」
好きな音楽>プラネタリウム(大.塚.愛)
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曲を聞けばユウェルくんの過去予想しやすいかもです。
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ミヒャエル - これ、続きって出ないんですか?この作品が好きでなんでも読んでしまうので早く見てみたいです! (2023年5月12日 9時) (レス) id: 75c64eb483 (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 初コメ失礼します!私男主の愛され大好物なので嬉しいです!ビーコンレタスもイケマス()ブルロのキャラ全員推しなので嬉しいです!更新頑張ってください! (2023年4月29日 18時) (レス) @page2 id: 3b02df20c8 (このIDを非表示/違反報告)
花紅柳緑(プロフ) - 天使。さん» ありがとうございます〜!!とっても嬉しいです!! (2023年3月3日 22時) (レス) id: 53a75dcec8 (このIDを非表示/違反報告)
天使。 - 最高に面白い作品です!!見ててニヤニヤが止まりません!!すごい好きです!! (2023年3月3日 21時) (レス) @page25 id: 68ee57cead (このIDを非表示/違反報告)
花紅柳緑(プロフ) - レモネードさん» そんなに前から読んでいただけて幸せです😢💓とても素敵なお言葉に感激してしまいました、時間のある限りは沢山の作品を書いていこうと思っているのでこれからもよろしくお願いします (2023年2月4日 22時) (レス) id: 53a75dcec8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花紅柳緑 | 作成日時:2022年12月3日 17時