狙うは世界一の妻【ブルーロック】【男主】

#22 ページ26

※色々.♡.注意




『ん、……っ、ふ…、う、ン、、…っは、あ』

「ん゛っ、ぢゅ、、ッ、…ﾝ゛ｩ゛っ、は、ァ♡♡」

獣が獲物を食うかのような乱暴なキス。ぐ.ちゅっ じゅぷ.っ と、下品な音が室内に響く。口の端の隙間から垂れた混ざった２人の唾液が水面にぽちゃ、と落ちる。酸素を取り入れるために絡んでいた舌をほどけば、お互いのぐっちゃぐちゃの顔に興奮せずにはいられないと水着を投げ捨てもう一度深く口をつけた。

「ユーちゃんキス大好きじゃねぇかっ♡♡♡カワイイ顔が涎まみれだぜ♡♡髪張り付いてきったねぇなぁ♡♡」

『お前も同じだろーが、ッ、へったくそなキスしやがってよ、吐息もうるせぇし発 情期の犬だな』

「よーしぶち犯 す♡♡♡」

『やってみろざぁこ』

絵心に許されているのはキスまでだ。しかしそれは"青い監獄"の中での話。1歩でも外に出てしまえば好き放題やっていいということだ。

Aはモテる。それはもうモテる。
世界一のMFという肩書きに端正な顔、とんでもない額の年俸、友好関係、コミュニケーション能力の高さ、野望への行動力。
世の女.男を夢中にさせるものが彼１人に詰まっているのだ。
世界一のストライカーと結婚するのが夢らしいが、そんなこと知ったこっちゃない。恋は戦争、それはロマンス・メイデンと呼ばれる彼が１番分かっているだろう

ストライカーでもない、サッカーをやっているわけでもない、と 諦めたらそこで試合終了なのだ。恋はハリケーン、攻めて攻めて攻めて１度でも頷かせれば勝ち。

Aが好意を向けられることを生きていく上で欠かせないことだとインタビューで答えた日には、チームに大量の手紙と花束、指輪が届いた。

しかし一般人のファンとヤったことは1度たりともない。
Aが体を重ねるのはサッカー選手のみである、何故なら一般人に手を出すのは色々厄介だからだ。ややこしいことになって後々結婚に響くのは困るとラインは引いている。
逆に言えば名のあるサッカー選手はほとんど全員食っちまっている。世界中にいる穴.兄弟達もそのことは周知の上でベッドで共に過ごしているが、、。まあ、未来の嫁は仕方がないなと余裕ぶっている奴がほとんどでラブロマンスも全裸で逃げ出すほどの貞操の無さなのだ。


ということでやりまくりのAにとって欲を発散することのできない監獄は辛いものがあった。
我慢していたのだ、そんな中でのこの機会。止まる理由はない。

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