2度目の恋はどうですか？ (ページ26)

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映画｢桜の季節の初恋は｣ページ26

ベットに横たわる1人の少女がいた。

『えっと、あなた、だれ、です、か？』

「あ、えっと、お、ぼえてない？」

『、、、ごめん、なさい、
色んなこと忘れてて、なんにも思い出せなくて、』

「そー、だよね、、、
急に病室に押しかけて俺の方こそすいません。
また来ます。
あ、俺、吉田和人っていいます。
じゃ、」

彼女は事故にあって記憶を取り戻せずにいた。
今の少年のことも、

次の日、昨日とは違う少年が病室にやってきた。

「こんちは！
俺、松井健っていいます。
覚えてない、よね？」

『は、い、。すいません、』

「いやいや、ぜんぜん、大丈夫。
それより、急にこんなこと言い出したらきっと、
困惑？しちゃうかもなんだけど、
和人はさ、あ、昨日多分来た男の事なんだけど、
和人は佐々木さんの彼氏だったんだ。」

『か、れ、し？』

「うん、
佐々木さんは知らないかもしれないけど、
あいつ、中学の頃1回駅で見かけた佐々木さんに一目惚れしたんだよ。
恋なんてありえねーって、いっつも言ってるやつだったのに笑」

少女は困惑している。

「なのにさ、急に守りたい人がいる、
とか言い出してさ、笑知り合いでもなんでもないのに
ほんと笑っちゃうよな、笑
そしたら奇跡が起きてさ、高校の入学式で佐々木さんを
見かけたんだよ。あいつ、すっげぇー喜んでてさ。
あいつの初恋、佐々木さんなんじゃないかな、」

「佐々木さんと隣の席になってから毎日毎日飽きもせず
佐々木さんの可愛いところ、佐々木さんが話してたこと、俺にしてきてさ笑、すっげー楽しそうに笑
佐々木さんと付き合えた日なんか、もぉ俺が見てきた和人の中で1番幸せそうだったな笑
佐々木さん、俺の悩みとかも聞いてくれてたんだよ。
あん時は、ほんとありがとう！今でも感謝してる。」