素直な彼女と嘘つき彼氏2

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A「お疲れさま！優勝おめでとう！」




(人2)「さんきゅ」




そう言うと一瞬で(人2)の匂いに包まれた





A「ちょっと！？ここ外だよ！」




いきなり抱き寄せられて驚く





(人2)「はぁあーー、つかれた」



ぎゅっと抱きしめられて離された






(人2)「よし、帰るか」



そう言うと私の手を握り歩き出した





(人2)「母さん、なんか言ってた？」




A「ん？今日は腕によりをかけてご飯作るって」



(人2)「ふーん、Aも来るだろ？」




A「いや、私は…せっかくお母さん帰って来てるんだし家族水入らずで過ごせば？」




(人2)「ふーん、まあたまにはそうしてやるか」




私の言葉に納得したのか(人2)は私を家に送ったあと自分の家に帰って行った






珍しく聞き分けがよかったな…

まぁ(人2)のお母さん忙しくて滅多に家に帰って来れないからかな。






今日は朝から試合会場にいたから疲れちゃったな





私は家に着くとご飯とお風呂を早めに済ませた



時計を見ると夜の8時を回っていた







(人2)からの連絡も来ないし、お母さんと色々話してるのかな





携帯をいじりながらベットに入っていると





ガチャ





部屋のドアノブが回った






え、お母さん？









すると…









(人2)「よっ！」





顔を出したのは(人2)だった









A「っえ、なんで私の家にいるのよ！！！」









(人2)「俺から連絡来ないからふて寝しようとしてた？笑」



そう言って部屋に入ってきた





A「ちょっとまって！！」





私パジャマだし、部屋片付いてないし！！



止めようとして(人2)の前に立つと、すっぽり(人2)の腕の中に入れられてしまった





(人2)「自分から入ってくるなんて珍しい」



そう言って私をからかうように余裕の笑みを浮かべた




A「ち、ちがう！！」









いきなり近くなった顔と男らしい腕に包まれて身動きが取れなくなる


突然の至近距離に私の脈は早く打ち、体中が熱くなる




絶対顔赤くなってるよ…




ドキドキに耐えられず目をそらすと、





(人2)「照れてんの？」






後頭部に手を添えられ(人2)のドアップがまた再び目の前にくる








A「ち、ちかい！！もう離して！」



ドキドキに耐えられず少し腕を動かして抵抗した

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