素直な彼女と嘘つき彼氏2

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学校祭が終わって数週間が経った。




普段と変わらない時間に起きて学校へ行く準備をする。



すると携帯の通知音がなった。

画面を見ると(人2)だった



(人2)《ごめん、風邪ひいたから今日休む》




え、風邪！？




A《大丈夫なの？》




(人2)が風邪引くなんて珍しいな…








心配しつつも、一緒に学校を休むわけにもいかないので私は久々に一人で登校した。




(人2)、大丈夫かな〜



授業が終わるたび携帯を確認するけど



　

返事は昼休み以降来なくなってしまった。

寝てるのかな…？



学校の授業が終わり下校途中、私はコンビニに寄った




(人2)、きっと家で一人だし何か買っていってあげよう。






スポーツドリンクや、ゼリーなど風邪の時に食べれそうな物を買って(人2)の家へ向かった。


長居するのも悪いし、これ渡したらすぐ帰ろう。




ピンポーン。



インターホンを鳴らすと




ガチャ。





スウェット姿の(人2)が出てきた




A「風邪、大丈夫？」






(人2)「おう」




顔が少し赤くなっていて見るからにだるそう



A「これ、食べれたら食べて」






玄関口でコンビニの袋を差し出すと



(人2)「さんきゅー」




A「じゃあ水分取ってちゃんと寝るんだよ！」


そういい振り向いて玄関を出ようとした瞬間



(人2)が後ろから抱きついてきた



大好きな人の香りにつつまれて固まる私


(人2)の身体…熱い。





(人2)「なに？帰る気？」



耳元で話されると吐息が当たってくすぐったい



A「私いたら休めないだろうし、帰ろうかな…と…」




(人2)「お前がくんの待ってたのに」





そんな事言われたら帰れなくない！？

甘えた事を言ってきた(人2)が可愛く思えた








A「珍しく可愛い事言ってんじゃん？」




少し茶化すような言葉で返し家に上がった


見るからにだるそうに歩く(人2)



A「とりあえず寝ないと！」


(人2)の部屋にいきベッドに誘導する




(人2)「風邪なんて何年振りだろ」



A「珍しいよね」



(人2)「ま、風邪薬も飲んでるしすぐ治るけどな」


話しながら少しウトウトしてきた(人2)。

そのあと少し話していたら寝落ちしてしまった。

寝顔もかっこいい。



(人2)が寝てる間にご飯を作る事にした




やっぱり風邪の時はお粥とか雑炊かな？


冷蔵庫を見ると


A「なんもないじゃん」



近くのスーパーに買い出しに行き、30分ぐらいで家に戻ってきた

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