成り代わりだと思ったら逆行だった件。

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昨日前準備はしたけど･･･

どうやって預けよう？
これ、もしかして無理なやつ？(ノープラン)
サボは分かるけどドラゴンの気配分からん。

あ、強そうな気配に近付いてる時に行けば良いか。
この国って城の警備してる奴も結構弱そうだったし。

町で感じる強そうな気配なんて、たまに来てる海軍位しかいないからね。
つまり、その海軍と思いっ切り敵対してる革命軍のリーダーは強い！多分！

無理そうでも、運強いからなんとかなる！←

で、現在大炎上中。
何がって？“ゴミ山”だよ。

“前”よりも遅いけど、思ったよりも火の回りが早かった。
人は海辺に逃がしたから良いけどね。
爆薬、半分ダメにしたんだけどな･･･あ、そういえば油もあったわ。
水混ぜとけば良かった。

『･･･ねぇエース、どうやって逃げる？』

ｴｰｽ「さっき人逃がした時の…」

『これ以上魔法使ったら倒れる。今、精霊維持してるの。』

火事の消火、精霊に任せてる最中なんだよね･･･
だから常に半獣型なんです。
私が一気に召喚できる分、全員呼んだからね!?
もう慣れたけど、集中切れたら召喚してる精霊全員消えるよ？
最初の頃は話する余裕も無かったな･･･

サボの所には分身向かわせてあるし、多分大丈夫。
分身･･･なんか変な感じする。
例えると、右目と左目で別々の映像見てる感じ。

･･･もうそろそろか。
意識を分身の方に切り換える。
要するに、本体と分身を入れ換えたって事。
気配を辿って“壁”の上を走る。
もう少し･･･いた。
こっちの体は半獣型になってないし、多分大丈夫。

ｽﾀｯ

よし、着地成功！
これで失敗したらめっちゃダサいよね。

『失礼します･･･っと。』

ﾄﾞﾗｺﾞﾝ「!?」

ｻﾎﾞ「A！エースは無事か!?」

『私の分身といるから大丈夫。それより、決まった？』

ｻﾎﾞ「･･･革命軍、入ろうと思う。」

『だと思った。じゃあ･･･申し遅れました。モンキー・D・Aと言います。ウチの兄を宜しくお願いします。』

ﾄﾞﾗｺﾞﾝ「！･･･あぁ。」

･･･精霊と分身、長時間同時に維持するのは流石にキツいか。
早くしないと分身消える。

『サボ、その人がリーダー。エースには伝えとくから、安心して行って！』

ｻﾎﾞ「おう！」

『じゃあね･･･頑張って、未来の参謀総長さん♪(ﾎﾞｿｯ』

本体と分身を入れ換え、分身を消す。
･･･さぁ、本番はこれからだ。

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召喚した精霊達
　→四大元素&12星座の精霊。再登場するかも。

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