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○ ページ10
後輩も帰った後、宮近は1人でカモミールティーを飲みながら考え事をしていた。
海斗「海人……どこに行ったんだよ」
同じ名前を持つ友の行方を探していた宮近だったが、ふと机の上に置いてあった資料を開いた。
海斗「誰だったのかな……」
資料にはROODのメンバーの情報が書かれているが、そのリストが歪で、宮近はずっと気になっていた。
本来リーダーに来るであろう名前の欄が墨塗りのように黒く塗られていて、宮近の名前の隣に手書きで「リーダー」と表記されている。
誰に聞いても気にするなと言われていたが、宮近は気になっていた。
この街は何かがおかしい。
宮近はティーを飲み干してから帰る準備を進めた。
海斗「今度、行ってみようかな」
奇妙なことを呟いて、宮近は部屋を出た。
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作者名:氺 | 作成日時:2021年11月29日 22時