酔った彼氏の本音【鬼滅の刃】【短編集】

村田は酒に酔わない ページ49

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「おい村田」
「なんだよ」





「なんで村田は酔わないの」
「知らねぇわ」





「とっとと酔って本性見せろや」
「お前の方が本性見えてんじゃねぇか」






「そういう所だよね、村田がモブな理由」
「俺だって頑張ってんだよ！」






「村田がもっとイケメンだったらなぁ」
「喧嘩なら買うぞ」






「村田の髪の毛さらさら野郎」
「褒めてんの？貶してんの？」





「……、」
「俺じゃだめなの？」






「ダメなんて言ってないし」
「じゃあ俺でいいじゃん」






「うん、村田がいい」
「素直でよろしい」







「酔ってる？」
「酔ってねぇよ」







「ちっ」
「Aは俺が酔っててほしいの？」






「うん」
「でも酔っても酔わなくても俺正直だよ」






「なにに対して？」
「Aに対して」







「私のことすき？」
「だいすき」








「なんだよもう、」
「ふはっ、Aかわいいな」








「そういう村田もかわいいよ」
「Aの方がかーわいい」








「うん、やっぱ村田が1番だわ」
「俺以外に優良物件ないからな」








「たしかに」
「俺はAしか入居者認めてないから」






「口説いてる？」
「口説いてる」







「恥ずかしいやつだな」
「照れんなよ、襲うぞ」









「襲ってよ」
「お前……、覚悟しろよ？」








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