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ｶﾁｯｶﾁｯと、秒針の進む音で目が覚めた
目を開けると、無惨の青白い綺麗な肌があって、私は無惨とお昼寝をしていたらしい
「起きて下さい」
無惨の手には酒瓶が握られていて、なんらかの理由で酒を手にして飲んで酔って寝たのだと予想がついた
「風邪をひいてしまいます、寝床に行って下さい」
「風邪などひかん…、」
私の体をガシッと掴み動かなくなる
「酔ってますね」
「……」
無言は肯定と受け取るべきだろうか
「その敬語、やめろ」
「え、でも…」
「直せ」
「はい、あ、うん」
無惨は私の顔に手を添わせてそっと触れるだけの口付けをした
「お前は何も知らないままで、俺の腕に抱かれていればいい」
無惨は体を丸めて、猫のように、私を守るように包み込む
まるで寂しさを埋めるみたいに
「無惨は酔うと素直になるのね」
「…」
白い肌に紅潮した頬がよく目立っている
酒を飲むと肌が赤くなりやすいのだろう、胸元まで赤く染っている
私はその胸元に手を添えて、ゆっくりとなぞる
「スベスベ肌…、初めて触った」
「何をしている」
「無惨の体触ろうとするといつも怒るから、今ならいけるかなって」
「……」
無惨はなぞっている私の手を掴み、もっと深い懐までもっていく
「触りたいなら触れ」
「うっ…、うん」
「何を恥ずかしがる、お前が触りたいと言ったのだろう」
一気に頭まで熱がまわる、そんな私はお構い無しに無惨は私の手を自分の体になすりつける
隆起している所々のかたい筋肉が、とても男らしくてどきっとしてしまう
「昨日はあんなに淫らに善がっていたというのに、なぜこの程度で恥じらう？」
「み、みだらっ？！」
「いつまでも初々しい、だからお前は私を飽きさせない」
無惨は私の手の甲にそのまま口を落とした
「今は気分が良い、もっと触れ」
彼は鬼という存在で、悪いことをしているのはわかっている
でも私は、彼を愛してしまった
彼も私を愛してしまった
私が無惨が鬼なのを知ってる、でも無惨は私が何も知らないと考えている
私は彼を止めるための、最後の砦
だから私は、最後まで何も知らない無垢な子のフリをする。
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エイプリルフールネタです
犯人(作者)はエイプリルフールなら酔った鬼舞辻無惨がかけるきがしたと供述しており、容疑を否認しております。
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廣岡唯 - しのぶさん愛しているぞ村田さん大好きだ (2023年4月2日 15時) (
レス) @page17 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
黒犬(プロフ) - kanaさん» はじめまして！こちらこそお読み下さりありがとうございます！きゅんきゅんしてくれて嬉しいです(*´`)最後の村田にこれからも癒されちゃってください！ (2021年9月1日 21時) (レス) id: 43c30b8faa (このIDを非表示/違反報告)
黒犬(プロフ) - ぱーむくーへんさん» お粗末さまです！拙い文章をお読み下さりありがとうございました(*´`) (2021年9月1日 21時) (レス) id: 43c30b8faa (このIDを非表示/違反報告)
kana(プロフ) - 初めまして！^^*完結おめでとうございます！(*´-`*)どのお話もキュンキュンしました(/ω＼*)最後の村田さん,イケメンすぎました！(/// ^///) (2021年4月26日 22時) (レス) id: d202a80bf0 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーむくーへん - 村田さぁぁぁぁん！！！イケメンが過ぎる。しゅきってなりましたありがとうございますごちそうさまでした (2021年4月17日 15時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒犬×96 | 作成日時：2020年3月19日 21時
