私と一也の物語。

33話 ページ35

『 ねえ？倉持？一也？勉強は大丈夫？？』


倉持「んーまあまあやばい。ノート見せてくれヒャッハ」


御幸「まあ俺はボチボチかな。でもわかんないとこは教えてくれ！今日A家行くわ。」


『倉持は来る？ 』


倉持「んー俺は寮でいいかな。1時間くらいは御幸の部屋で勉強しよーぜ。」


『 了解了解。』


御幸『おーう。 』


『 もーすぐ予選だね〜。クリス先輩と試合見に行くの楽しみだわ笑』


御幸「彼氏の目の前で堂々と浮気発言！！」


倉持「とられちまうんじゃね？ヒャッハ」


『 だって〜。クリス先輩カッコイイじゃん！！』


御幸倉持「まあな。」


『 てかさー。差入れ蒼、置きに来るのかな？どう思う一也。』


御幸「んー。それより試合見に来て欲しいな。」


倉持「蒼って南 蒼選手か？」


『YES…… あいつ来たら目立つじゃん。』


倉持「お前本当ただもんじゃねーよな。バスケもいいところまで行ってたんじゃねーのかよ？」


『まあぼちぼちだよ、今はバスケより野球の方が楽しいから野球手伝ってるの！つまらなくなったバスケまた始めようかしら笑』


御幸「全国ベスト8をぼちぼちって言うな。」


『 はっはっはっ笑』


倉持「言い方わりーけどよ御幸のためにやめたんか？
」


『 そー捉えられることも多いけど、バスケより一也の為に出来ることをやりたいと思ってね？自分を必要としてくれる人がいることは素敵な事だと思わない？？』


倉持「御幸には勿体ねーな。」


御幸「絶対甲子園行くぞ。」


倉持「そりゃ負けられねーよな。」


『 徹夜してでも頑張るぞ〜！！』

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