私と一也の物語。

24話 ページ25

青道Aグラウンド
青道(二軍)ＶＳ国士舘

この試合はたった2枠の1軍入りをかけた最終試験でもある。

沢村君がどんなピッチングをするのだろうとAは試合をベンチでスコアを書きながら眺めていた



(おーいつの間にあんなフォームを…ストライク入らないけど。一也早くこの試合見に来い。)



高島「どうします監督…確かにあのボールの球威は確実に上がっています。ただ…あのフォームを実戦で使うのはまだ早過ぎるかと…
結果は出ていませんが次に繋がるモノを確実に示したのではないでしょうか？」



(礼ちゃん言うね〜)





クリス「あいつは自分で考えこの試合で何かを掴もうとしてます。もう少しだけ投げさせてやってください。」




『クリス先輩… 』





片岡「化けるやつは一瞬でばける！！この1ヶ月あいつの球を受けてきたのはお前だ。アイツの持ち味を活かしてやることができるか？」




クリス「･････････」




片岡「アイツはマウンドでお前を待ってるぞ！」








(泣きそう…)
私は試合を見ていた唯と幸子に一也を呼んできてと頼みベンチに戻った。









片岡「選手交代をお願いします。キャッチャー小野に代わり滝川！！！」

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