私と一也の物語。

10話 ページ11

朝練が終わり野球部員達が集まってきた


この時間は厨房の手伝いをしているので


四方八方から"おかわりお願いします"


という声が聞こえてくる






食事の厨房でご飯をよそっていると白米が嫌いになりそうだ







去年は一也も倉持も苦しんでいたな〜と思い出した





一段落したのであのバカずやの所に行く





『 ねえ。一也？何してるの？』





「A、えっと大変申し訳ございませんでした。」








『マジで許さん。 』








「Aごめんって。」









『どーせ口だけだろ。久々に激怒だわ。 』







と怒っていると近くから、あっ！と声がした









沢村「あ、あの時胸のでかい人と一緒にいた人。」







胸のでかい人って、礼ちゃんのことか。いやその呼び方やめろと思いながらもまだ私はあの時の少年と一言も喋ったことないのになんで覚えてるんだと思っていた







『えっと、初めまして。 』









と言うと俺は沢村栄純と名乗られた。









(あ、遅刻したから私の名前知らないのかと思い)









『 私は南 A。本当にごめんね。あのバカずやが囮にして。』






と謝っておいた

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