雪 の 奇 跡 〜好きだよ。と伝えたい〜３

１２２ ページ23

マネ「到着です！」

深「どうもー。あ、明日 照と一緒に拾って。」

マネ「了解です！」




お疲れ様〜とマネージャーに伝え

俺は照のマンションに入った。




照はデビューして家を引っ越した。

俺もようやく最近一人暮らし(笑)

やっぱり1人は寂しくて こうやって照の家に泊まったり

実家に帰ることが多かった。




ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ…



オートロックをあけてもらい

エレベーターに乗って

照の部屋を目指す。




深「…あれ、今日何のために来たんだっけ。」



あ、そうそう。

なんか昼間様子おかしかったんだよな。

でもその後普通だったし…

俺の勘違いだったのかなー。




深「まぁ、いいや。」




ここまで来て帰る事もできず

照の家のインターフォンを押した。




ｶﾞﾁｬー…



深「よ！」

岩「お疲れ。」



靴を脱いで リビングに向かう。




深「なに？飲んでたの？」

岩「うーん。たまには。」





やっぱ なんかあったな。




深「俺も付き合うよ。」




そう言って自分の家かのように冷蔵庫から

ビールを取り出してソファに座り照と乾杯。




深「……ﾌﾟﾊｧ〜……うめぇ〜」

岩「オヤジ。」

深「１歳しか変わんねぇだろ。
あ、今日泊まって行っていい？？」

岩「え、あ、うん。」

深「で、なんかあったの？」

岩「……」




俺が家に来た理由もわかってるんだろうし

俺がそう言うと照は黙ってしまった。




深「どーしたー？仕事の事？」

岩「いや、違う。」




……あれ？

絶対仕事の事だと思ったんだけど……




深「プライベート？女？」

岩「……いや、」





女か……。

いや、でも照が女の事で悩むなんて珍しくね？

１２３→←１２１

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す