検索窓
今日:5 hit、昨日:22 hit、合計:227,678 hit

116 ページ17

次の日ー...





「準備はできましたか?」

辰輝「はーい!」

「よし、じゃあ、しゅっぱーつ!」

辰輝「しゅっぱーつ!」




辰輝と一緒に家を出て

ちょっと離れている 遊園地に電車で向かう。




「何に乗るー?」

辰輝「んー...ジャケットコースター!!」

「おぉ!!辰輝泣かない?」

辰輝「泣かない!!僕強いもん!!」

「ふふ、楽しみだね。」

辰輝「うん!!」




ーーーーーーー...





案の定...



辰哉「うぅ...ッ……うぅ」

「あはは...」

辰輝「まーまぁー!!」

「あーはいはい。怖かったねえ。」



そう言って背中をポンポンと摩る。





子供用の小さなジャケットコースターで大号泣した辰輝。



まだちょっと早かったかな(笑)




辰輝「うぅ...ヒクッ...ぅ...」



徐々に泣き止んできた。



「辰輝?なんか食べる?」

辰輝「……ぅん。...ヒクッ...」




そう言って辰輝とクレープの列に並ぶ。


「辰輝?ほら、いっぱいあるよ?どれにする?」


私がそう言うと徐々に表情が明るくなってきた。




せっかくの休みでせっかくの遊園地だから

少しでも楽しんで欲しかった。




「決まった?」

辰輝「うぅーん。これとこれ。」



辰輝はそう言ってバナナとイチゴのクレープを指指した。



「え?2つ?」

辰輝「だめー?」



さっきまで泣いてたくせに……(笑)



「じゃあ、2つ買ってママと半分こづつね?」

辰輝「やったぁ!」




そう言って喜んでる辰輝。




……...……あ。

これ……。



昔 辰哉とカフェに行った時

似たような事があったのを思い出した。




そんな事を思い出して

やっぱり似るんだな。と心の中で呟いた。




クレープを買って近くの椅子に座る。




「おいしい?」

辰輝「おいしい!!ママは?」

「ん?おいしいよ?」

辰輝「んふふ〜」



クレープのクリームを口に付けながら笑う辰輝。



あーあ。もう仕方ないなぁ〜...

そう思いながら 鞄の中からティッシュを探す。



「あれ?」

辰輝「??」



ティッシュ忘れて来ちゃった...



「辰輝?ママ、あそこでティッシュ貰ってくるから
ここで待ってて?絶対1人でどこか行っちゃだめだよ?」

辰輝「分かった!」



辰輝にそう言い聞かせてさっきのお店で
拭く物を貰うために辰輝から離れた。

117→←115



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (237 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
390人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 深澤辰哉 , 岩本照
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

しまど(プロフ) - 感動がやばいです! 本当にとにかく感動でした! (2019年10月5日 22時) (レス) id: bb42c6a639 (このIDを非表示/違反報告)
京北わか(プロフ) - 完結おめでとうございます!!めちゃくちゃ感動しました!面白すぎて見つけて1時間で読みきってしまいました!ふっかの誠実さに凄く感動しました! (2019年8月19日 23時) (レス) id: 4e915e623c (このIDを非表示/違反報告)
なぽ - 初めまして。小説を読む事は多々ありますがこうして作者様の元へ直接コメントした事は初めてです。一言で言い切れないくらいとても素晴らしい作品でした。深澤くんらしさがしっかり記されていて、また現実的で涙も出ました。完結まで書いて頂きありがとございました。 (2016年11月15日 2時) (レス) id: 4a8b59217e (このIDを非表示/違反報告)
雄磨(プロフ) - もう2巡目です笑笑新しいふっかちゃんの作品も読みたいし、、、この続きもきになるし、、、という心境です笑笑 (2016年8月31日 0時) (レス) id: c3d0159b5a (このIDを非表示/違反報告)
はな☆HSJ☆雄也(プロフ) - 完結まで書いていただきありがとうございます!最後まで楽しんで読まさせてもらいました。またふっかちゃんの作品読みたいです! (2016年8月27日 15時) (レス) id: f56f917be4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ruru* | 作成日時:2016年7月6日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。