111 ページ12
Aside)) ー2年後ー
「……ん……」
朝、目を覚ます。
「ふぁ〜...」
ベッドから出て隣にある小さなベッドを覗く。
そこには私の大切な大切な宝物。
「ふふ、おはよ。」
そう言いながら 辰輝のほっぺたを触る。
今日は辰輝の1歳の誕生日。
自分の勝手で辰哉と別れて
何もする気がおきなかった私の支えは
お腹の中にいた辰輝だった。
辰哉のように輝いて欲しいという気持ちを込めて
辰輝 (たつき)という名前にした。
家族にも反対されたけど
どうしてもそれだけは譲れなくて...
反対を押し切って出産を選んだ。
もちろん 1人じゃ出来ない事が沢山あって
なつにも家族にも沢山迷惑をかけた。
1年経った今でも 分からない事だらけ。
辰輝が起きる前に自分の事をしようと
洗面所に行って顔を洗う。
リビングに行きテレビを付けて
キッチンに行って辰輝のご飯を作る。
辰輝「……うぅ……うぅー……」
「え?うそ。もう起きちゃった?!」
寝室から辰輝の泣き声が聞こえてきて
急いで寝室に駆け込む。
「辰輝〜...おはよ〜。よしよし。」
抱っこしながら 背中をポンポンと摩ってあげると
すぐに泣き止んだ。
辰輝を抱っこしてリビングに戻った時ー...
『ジャニーズから新しいグループのデビューが今朝正式発表されましたー...』
テレビから聞こえきた言葉に何気なく耳を傾けた。
『ジャニーズの6人組グループ、Snow Manのデビューが決まりました!!』
「…………えっ……」
その言葉に身体の動きが止まる。
辰輝を抱っこしたままテレビに視線を向ける。
『おはようございまーす!!
Snow Manでーす!!』
そう聞こえるテレビの中には辰哉の姿。
「……あっ……」
うそ…………。
390人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しまど(プロフ) - 感動がやばいです! 本当にとにかく感動でした! (2019年10月5日 22時) (レス) id: bb42c6a639 (このIDを非表示/違反報告)
京北わか(プロフ) - 完結おめでとうございます!!めちゃくちゃ感動しました!面白すぎて見つけて1時間で読みきってしまいました!ふっかの誠実さに凄く感動しました! (2019年8月19日 23時) (レス) id: 4e915e623c (このIDを非表示/違反報告)
なぽ - 初めまして。小説を読む事は多々ありますがこうして作者様の元へ直接コメントした事は初めてです。一言で言い切れないくらいとても素晴らしい作品でした。深澤くんらしさがしっかり記されていて、また現実的で涙も出ました。完結まで書いて頂きありがとございました。 (2016年11月15日 2時) (レス) id: 4a8b59217e (このIDを非表示/違反報告)
雄磨(プロフ) - もう2巡目です笑笑新しいふっかちゃんの作品も読みたいし、、、この続きもきになるし、、、という心境です笑笑 (2016年8月31日 0時) (レス) id: c3d0159b5a (このIDを非表示/違反報告)
はな☆HSJ☆雄也(プロフ) - 完結まで書いていただきありがとうございます!最後まで楽しんで読まさせてもらいました。またふっかちゃんの作品読みたいです! (2016年8月27日 15時) (レス) id: f56f917be4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ruru* | 作成日時:2016年7月6日 22時