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" 淳太の事やねんけど "

そういう濱田くんはゆくっりと話し出す

濱「淳太な、最近元気ないねん、元気なふりしてるからみんな聞かんけど」

ほら、やっぱり

そうやって両方とも考えるから

『いや、特に...』

濱「ほんまに？嘘ついてない？」

『ついてたらどうしますか？』

濱「もう淳太に会わんで」

そういった濱田くんの表情は真剣で

こんなメンバーに大事にされてる淳太くんに

2度目の好きを伝えてたんだと思った。

でも、ごめんなさい

『嘘...つきました』

濱「素直やんな(笑)」

なぜか濱田くんには隠せない気がして

全てを話すことにした

『別れた理由、話したんです。告白もしました。』

濱「えっ！？まじで？」

驚いて飲んでいたウーロン茶をこぼしそうになっている

『はい(笑)でも、もうあの時には戻れないことくらい自分がよくわかってますから。淳太くんにはずっと輝いててほしいから。』

理由を聞いてこなかったのは

きっとこの人の優しさだろう

すると今度は濱田くんが話しだした

濱「俺さ当時、淳太に彼女居るの知ってたんよ。飲んだときとかさ、Aがなーとか早く一緒に飲みたいわーとか言っててん、彼女とどうなん？って聞くとこの前ご飯作ってくれたとか話してくれてたんやで(笑)」

淳太くんがそんなこと...

濱「俺はさ、淳太も好きやしもちろんメンバーも好きやし無責任なことは言えんけど、淳太を支えてくれてたんはAちゃんやと思う。分らんよ？でも当時の淳太にAちゃんの存在おっきかったはずや。じゃなきゃあんな抜け殻にならんわ(笑)」

それからも私の見てない淳太くんを教えてくれた

濱「まあやっぱりアイドルってところもあるけど、俺は邪魔やないで？Aちゃん。」

最後は濱田くんがお会計をしてくれて駅まで送った

運転しながら濱田くんに言われたことを思い出す

少しでも淳太くん支えてたのかな？なんて

濱「ごめんなぁ、ほんとは俺が送らなあかんのに」

『いいんです。ごちそうになったから笑』

車を降りる前に濱田くんが言った

濱「そういやさっき戻れない言うたけど、戻らんくてええんちゃう？」

『え？』

濱「また新しく作ればええんちゃうの？」

それだけ残して気いつけてな、と帰っていった

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