この術式痛いよおおおお！！

この世界痛い！！ ページ8

「さて二人の自己紹介も終わったとこで、コイツら反抗期だから僕がちゃっちゃと紹介するね」



「…」



「はぁ…？」



うん乙骨くんも思ってるだろうけど私も思う。これは多分五条先生のせいだわ。

ごめん、先生リアルで見ると結構その悪ノリしんどい。




「呪具使い禪院真希、呪いを祓える特別な呪具を使うよ」



目の前にはムスッとしている顔の真希さんが。うーんこの時代のメガネ真希さんも可愛いし普通にイケメン。やはり女の子は可愛いしかっこいいから最強だよね。皆もそう思うはず。




「呪言師狗巻棘、おにぎりの具しか語彙がないから会話頑張って！」



「こんぶ」



手を挙げて挨拶をしてくれる狗巻くん、多分よろしく的なことを言ってくれているんだと思うがもちろん全くわからない。漫画で読んでてもわからないとき結構あった。ごめん狗巻くん。



これ私乙骨くんみたいにコミュニケーション取れるようになるかなぁ…



「パンダ」


「パンダだ、よろしく頼む」


「とまぁこんな感じ」



すごいパンダ。結構リアル…でもやっぱり説明が絶望的に足りなすぎません！？呪骸とかそういう説明するべきですって先生！！あでももふもふそう。仲良くなったらもふもふさせてもらお。




「憂太くん憂太くん…」



「え！？ど、どうしたのAちゃん…？」



「パンダくんめっちゃもふもふそうだよね、絶対もふもふさせてもらう」



「うん…？」



緊張しているであろう乙骨くんを少しでも楽にしてあげようと小声で思ったことを話した結果困惑させてしまった。ごめんよ
まぁ困惑させたからいい…のか？




「さてこれで一年も五人になったね」




うん…四人と一匹にしか見えないけども…気にしない気にしない。



「にしてもこの学年は結構多いね！普通三人から四人ぐらいなんだよ高専一学年ってのは」



「そ、そんなに呪術師って少ないんですか…？」



「マイノリティな存在だからねぇ」



あ、なんか聞いたことない会話入った。すいませんそれ私のせいですなんかごめんなさい。さっきから謝ってばっかだな私は。これじゃあどっかの社畜ラッパーみたいになってしまう。




「午後の呪術実習は3ー2のペアでやるよ」




…ん…？？




「棘・パンダ・Aペア、真希・憂太ペア！」



「ゲッ」



え…そっち！？

心に刺さる痛み…→←痛たた…

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