この術式痛いよおおおお！！

痛い前兆 ページ5

そしてとある日。
乙骨くんが学校を辞めたと担任から教えられた。



なにかあったのか？とか聞かれたから
「親の仕事の都合らしいっすよ」ﾆｺｫ
と怪しまれないように応えておいてあげた。
乙骨くん、感謝して！！



まあ君は今あの椅子に縄で縛られ状態になってるんだろうけど…それは原作通りだから諦めてくれ…君の運命は単眼猫によって定められているんだ…



私は見つからずに平穏な日々を過ごそう…と宣言し今日一日学校の授業を終えた。のだが当然上手くいくはずがなかった。



「 校門前に目隠ししたすんごい身長高い人がアンタのこと呼んでるんだけど！？何したのアンタｧ!?」



我が友から死の宣告。貴様死神の使いだったな…！？



冗談は置いといて目隠しに身長高いはそれもう五条先生確定なのよ。あるあるすぎ泣いた

妖怪○ォッチでガチャ引いた時に黒玉落ちてきてSランク妖怪出るくらい確定なのよ。



懐かしいっ…でも黒玉でＳランクって意外と確率低いのか…！？ちなみに私は犬神多用してました。乙骨くんと対戦して毎回ブシ系ニャンをボコしてた記憶がある。氷属性つよい。



違う！今はそんな懐かしの思い出に浸っている場合では無い！！五条先生が校門前にいるって！？




…逃げるか？



「あ、ねぇ君千桐Aちゃんでしょ？僕とちょーっとお話してくれない？」



無理でした。当たり前すぎて草も生えません。
裏門通ろうとしたのに何故か前にいた。コイツ絶対蒼使って瞬間移動したなぁ！？五条先生じゃなかったらタダの不審者ですよマジで。



おそらく今の私の目は死んだ魚のような目だ。これにドン引きして帰ってくれないだろうか。



いやないわだってあの天上天下唯我独尊五条先生だ。こっちの意思なんぞ関係ないのだろう。



「え…あ、はい…」



完全コミュ障の話し方で今すぐ消え去りたい。私は別にコミュ障ってわけじゃない。五条先生の身長を前にして言葉が出なくなっただけである。高すぎるて…



「じゃ、歩きながら話そうか」



家を完璧に特定する気だ！！！隠す気も感じられない！！
さっきも言ったけどその顔面偏差値高杉くんだから良いものを他の人だったらホントにヤバいやつだからな。



頼むよ誰かマキモド石使ってくれないかな…
頼むよCV梶裕○の猫妖怪…



『時間をマ、キ、モ、ド、セ！ハァッ！！』


ってやってくれないかな…

痛っ…→←痛くない…大丈夫…

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