褒められすぎて逆に痛い ページ37
「最初はこんなもんだよ、それに僕が思ってたより糸操れてたしドンドン良くなってくよ!」
「そうですか!?私スゴいですか!?」
「めっちゃスゴイよ!目指せ二級術師!ってことで休息も大事にしなきゃね。今日のところはもう任務もないから夕飯でも食べてきな」
「はーい!ありがとうございました先生!またのご指導お願いします!」
「…うんまた明日!」
ぴっと片腕を上げて敬礼の姿勢でお礼を言う。
このポーズ可愛いよね、今の転生した私の顔面じゃなきゃできなかったと思う。そりゃ漫画の世界に顔面偏差値低い奴がいたら大問題でしょ?
転生前の顔よりほんの少しだけ色んなところが可愛くなってるんだよね。メイクあり状態がデフォルトになった感じ。自分の顔見る度に違和感感じないこの転生ありがたい。
でも術式がくそなのはいただけないからマイナスです神よ。
るんらるんらと意味のわからないことを呟きながら修行場っていうの?を去る私。正直身体はどちゃくそに重いです。だるーーーいっっ!!
──
「ほへーっ…」
パタンと寮の部屋のベッドに倒れ込む。風呂にはちゃんと入りましたよ!てか待ってヤバい想像してたよりふわふわだ。すごくいい夢みれそう。
あー…あの眠る直前のふわふわした感覚来たぁ…
………
コンコン
「!?」
誰!?
推理!結論!ここの寮の部屋のドアを叩くのは必然的に真希さんしかいない!!よってこのドアを叩いたのは真希さん!江戸川乱歩さんもびっくりのクソ推理!
それは気にせずドアを開けよう。
「はーあーい?」
「お、起きてたか。A、お前夕飯食べたか?」
「え?…あ、食べてない!」
なんと、五条先生に夕飯食べてこいって言われたのにすっかり忘れていた。疲れで気になってなかったけど今更お腹減ってきた。
「好都合、なら私達と今から一緒に食おうぜ。さっきパンダと買い出し行ってきたからさ」
「いいの!?行く行く!あ、ちょっとまってて。服もうちょっとちゃんとしたのに着替えるから」
「おう、別に急がなくてもいいから慌てんなよ。」
イケメン力がカンストし続けてるよ真希さん!!半端ないですね!!真面目に真希さんと付き合うこと考えた方が良いかもしれんなこれ。
「終わったよー真希ちゃん!」
「ん…お前私服のセンスいいな。似合ってる」
「え、そう…?」
「Aらしくていいと思うぜ」
…やっぱり真希さん私を嫁にもらってくれない??
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蘆花(プロフ) - 美弦さん» 初コメありがとうございます!最初のやつですね!笑 愛読していただけるなんて…!ありがとうございます! (4月8日 20時) (レス) id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
美弦 - 話し方がめっちゃジョジョ感がして、読んでて楽しいです笑。これからも愛読します!! (4月8日 19時) (レス) @page1 id: 05b5571ecf (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - ミルクティーさん» ありがとうございます〜!笑ってくれて嬉しいです!天高く腕を突き上げてバンザイしたいですよね…オタクの願い… (3月31日 17時) (レス) id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー - オタクあるある分かる〜漫画の見すぎで独り言とかヤバい程増えたし、私も、転生してーそんで溺愛ばんざいしたい (3月31日 17時) (レス) @page35 id: 12753137d6 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー - ガチで爆笑が止まらん (3月31日 16時) (レス) @page4 id: 12753137d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蘆花 | 作成日時:2024年3月22日 20時