痛かった… ページ21
うおおおおお!!生きてていいんだ!君は生きてていい存在なんだ!!
…と全読者がほぼ0巻を読み終えたあと思ったであろうこの台詞。(私調べ)生で聞けたことがとても嬉しいです。
「じゃあ、祓え」
「呪いを!祓って祓って祓いまくれ!!」
「自信も!他人も!その後からついてくんだよ!!」
「
真希さんが乙骨くんに言葉をぶつける。きっとその言葉は彼の心にとって今後大きな柱になる、そんな強い言葉。
真希さんがずるりと力なく倒れる音がする。
さっきから音しか聞こえてないな私、目開けないから仕方ないんだけどさ。
あと真希さんの言葉好きすぎる。ほんとに呪術高専って場所のことがこの台詞だけでわかる。最高だと思う。呪術高専に何度行きたいと思ったことか。いやこんな術式持ちじゃなかったらもっと楽しかった。全部この術式が悪い。
「ごめんね、Aちゃん。一旦降ろす」
すっと優しく乙骨くんに地面へとおろされる。
おお神に感謝。ありがとう優しくおろしてくれて…あ、マズイ結構クラっとしてきた…くそぉ…ま…名シーンは見ることが出来たし良しとするか…
ネックレスとしていた指輪。その紐を乙骨くんがブチッとちぎる。
「里香ちゃん」
少しの沈黙。
彼には、ここで私には聞こえない愛する人の声が聞こえたのだろう。
「力を貸して」
…その声が聞こえたあと直ぐに私の意識はなくなった。
──
うっすらとだけ意識が戻った。まぁ相変わらず目は開けないけど。体が揺れているからおそらく乙骨くんが運んでくれている場面なのだろう。
!?え、もしかして一人でこんな人数抱えてんの!?嘘でしょ!?
…ん?あれ?なんか子供たちの息遣い横から聞こえるな…待って!もしかして真希さん歩けてる!?子供たち抱えてるのかな真希さん!!?
私のおかげ!?それって私のおかげ!?
うるさいですね黙ります。こんなうっすら意識の状態なのによくここまで考えれるな。
あ、これまた意識が無くなると思ったときだった。
「──…A、ごめんね」
頭の中で里香ちゃんの声がした。
…え???
そして暗転
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蘆花(プロフ) - 美弦さん» 初コメありがとうございます!最初のやつですね!笑 愛読していただけるなんて…!ありがとうございます! (4月8日 20時) (レス) id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
美弦 - 話し方がめっちゃジョジョ感がして、読んでて楽しいです笑。これからも愛読します!! (4月8日 19時) (レス) @page1 id: 05b5571ecf (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - ミルクティーさん» ありがとうございます〜!笑ってくれて嬉しいです!天高く腕を突き上げてバンザイしたいですよね…オタクの願い… (3月31日 17時) (レス) id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー - オタクあるある分かる〜漫画の見すぎで独り言とかヤバい程増えたし、私も、転生してーそんで溺愛ばんざいしたい (3月31日 17時) (レス) @page35 id: 12753137d6 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー - ガチで爆笑が止まらん (3月31日 16時) (レス) @page4 id: 12753137d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蘆花 | 作成日時:2024年3月22日 20時