時間が経つと痒くて後悔 ページ15
ものすごい汗を流しながら乙骨くんが隣を歩く。知ってるとはいえ流石に心配になるほど怯えてる。夜の学校ライトなしってかなり怖いよね。
「憂太くん大丈夫？スゴく汗かいてるけど…」
「うわッ！だ、大丈夫だよ！…うぅ…Aちゃんは平気そうだね…僕一人男なのに情けないや…」
「こういうのに男女は関係ないと思うけど…私は平気かな。帳の外はスゴい昼間って想像したらちょっと楽しくならない？」
「そう…？Aちゃんらしいや。でも楽しくはなるのは僕には無理かなぁ…あの…禪院さんは怖くないの？」
「苗字で呼ぶな」
乙骨くんと会話をするとそのまま原作へ。苗字で呼ぶないただきましたー！！ありがとうございます！！本人からしたら死ぬほど嫌だよね多分。まあこの世の終わりみたいな家にドブカスいるしね。
「ごっごめん、でもめちゃくちゃ出そうだよ…いやもう出てるけど」
乙骨くんの言う通り教室内や廊下の窓(！？)には呪霊が既に沢山いる。
うわｯｯ集合体恐怖症なんだよ私！！その目玉いっぱい出してくるの本気でやめて欲しい吐きそうになるからマジで！！なんなんだろうね？あのなんとも言えない気持ち悪さ…心がグチャグチャしてくるっていうか…
いや今は集合体恐怖症の怖さを話してる場合じゃないか。
「おい」
「はい！！」
ビクッ！と効果音がでるほど飛び跳ねて返事をする乙骨くん。あとさっき見た時気づいたことなんだけど、乙骨くん隣歩いてるように見えて微妙に私の後ろ歩いてくれてたよね、気遣いの鬼やん好き。
でもそれ私里香ちゃんに殺されるよね？(二回目)
「オマエ何級だよ」
「え？英検？」
「呪術師には四〜一の階級があんだよ」
「でも僕呪術高専来たばっかだしそんなんないんじゃ…」
「あーもういい学生証見せろ、バカ目隠しから貰ったろ。そっちのお前も」
「…あ！…私も！？はーい」
「…バカ目隠し」
そういえば私自分の階級見てなかったなと学生証を見る。顔写真の上にある数字は三。スゴく妥当だ。意外性の欠けらも無い。強いて言うなら四では無いことぐらいだ。
「お受け取りください」
「…何でんな店員見てぇな言い方なんだよ…」
パシッと私の手から学生証を取り真希さんが見る。パチパチっと二回ほど瞬きをした。
「お前、三級なんだな…」
「一応そうらしいですね…」
え！？真希さんこの会話に隠された意味教えて！？なにゆえそんな顔をしていらっしゃるの！？
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蘆花(プロフ) - 美弦さん» 初コメありがとうございます！最初のやつですね！笑 愛読していただけるなんて…！ありがとうございます！ (4月8日 20時) (
レス) id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
美弦 - 話し方がめっちゃジョジョ感がして、読んでて楽しいです笑。これからも愛読します！！ (4月8日 19時) (レス) @page1 id: 05b5571ecf (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - ミルクティーさん» ありがとうございます〜！笑ってくれて嬉しいです！天高く腕を突き上げてバンザイしたいですよね…オタクの願い… (3月31日 17時) (レス) id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー - オタクあるある分かる〜漫画の見すぎで独り言とかヤバい程増えたし、私も、転生してーそんで溺愛ばんざいしたい (3月31日 17時) (レス) @page35 id: 12753137d6 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー - ガチで爆笑が止まらん (3月31日 16時) (レス) @page4 id: 12753137d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘆花 | 作成日時：2024年3月22日 20時
