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阿部side
康二からふっかの熱があるって連絡があって、
身体に負担かけない為にも、
解熱剤を落とそうと点滴を持ってふっかの病室へ行く。
阿「ふっか〜？ああ、起きてたのね。」
けっこう高い熱だったから寝てるかなって思ったけど、
何もせず起きてた。
で、やっぱりその横顔は寂しそうで、
でも必死に悟られないように隠してるような感じ。
阿「お熱高いから、ちっくんでお熱下げるお薬落とすね。」
深「、、ん。」
阿「腕捲るよ〜、、」
さすがに暴れることもないだろうから、
固定はなしで、
俺一人だけ。
阿「腕ぎゅっとするよ〜、、、」
幼い頃からずっと穿刺され続けた傷だらけの腕。
本人も自分の腕をじっと見つめてる。
ちょっぴり唇が動いて泣くのをじっとこらえてるみたい。
そして俺は駆血帯を巻いて浮き上がった血管を探る。
阿「ここいけそうだね。スースーするよ。」
消毒して、
阿「ちっくんいくよ〜、、、」
スッと針を挿入するとぎゅっと顔をしかめる。
完全に涙目で、
何ならもう溢れそう。
そろそろ限界かな、、
阿「どうしちゃったんだろうね？
急にお熱上がっちゃって。」
刺した針をテープで固定しながらお話。
深「、っ、、わかんない、分かんないよ、、」
遂にぽろっと涙がこぼれた。
阿「そっか、分かんないか。」
深「、、なんでぇ、、、、、」
阿「ん？」
深「みんな、、、」
やっと本音を話してくれたふっか。
阿「ああ、今ふっかひとりだもんね。」
深「、うん。」
阿「大丈夫、大丈夫だよ。
ずっと俺達がいるから。」
古傷の残った腕をサラサラとさすると、
次々と涙があふれる。
でも、ふっかはごしごしと腕で涙を隠そうとする。
阿「大丈夫だよ。今日くらい甘えん坊さんでいてよ。
小さい頃みたいに、
ゆっくり俺達頼ってよ。」
そう言うと、涙をこする腕を止めて素直にポロポロ涙を流すだけになった。
深「、ん。うん。」
阿「よし、お熱もあってしんどいし、ごろんしようか。」
ゆっくりと寝かせると、
素直に寝てくれたふっか。
次起きる頃には熱が下がっていますように、、
そう願った。
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名無し3023号(プロフ) - hope of the futureのような内容で翔太バージョンも見たいです！時間が有ればお願いします！ (2022年4月15日 23時) (
レス) @page31 id: f2dda07c61 (このIDを非表示/違反報告)
名無し3023号(プロフ) - hope of the futureのような内容で翔太バージョンも見たいです！時間が有ればお願いします！ (2022年4月15日 23時) (レス) @page31 id: f2dda07c61 (このIDを非表示/違反報告)
もえまる(プロフ) - いつも楽しくお話読んでます。質問なんですけど、17だけR18で翔太くんの翔が○になってるのって主様の意図ですか？意図的にされてたらすみません。読みにくいので戻してもらうことは可能でしょうか？よろしくおねがいします。 (2022年1月12日 19時) (レス) id: b7b6d20233 (このIDを非表示/違反報告)
ふう - いつも楽しく読ませていただいてます。リクよろしいですか？だてさく読みたいです。内容は作者さんにお任せします。これからも楽しみにしてます。 (2022年1月5日 22時) (レス) id: 1862ed69a2 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんりお(プロフ) - 何度もリクエストごめんなさい！目黒くんとラウールくんの絡みが見たいです！処置などは作者様にお任せしますので、とにかく長めでめめラウを見たいです！ (2022年1月5日 21時) (レス) @page43 id: 9c5c7283f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(名前)
| 作成日時：2021年11月22日 14時
