大 人 の 友 情 【 ク ラ イ ン 】 ページ2
このゲームを終わらせるため、攻略を目指す私達。
「会社、どうなってんのかなー…。」
柴田A、25歳、独身、OLやってます。
まぁ、本来なら会社に居るはずなんだけど…。
「いつになったらクリアできんのよぉーっ!!!!!」
従弟のキリトが「姉さんもやらない?」って勧めてきたからやってみたら…。
「なんなんだよぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
「なんなんだろうなぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
あれれれれ、隣でクライン先輩が叫んでるよ、おい。
「なーに叫んでるんですか、先輩。キモいですよ。」
視線の冷凍ビームをお見舞いしてやりましたわ。
「ぐっ…!じゃなくてだな、これ。」
「なんですか、これ。」
「仲間の印だ。同じ攻略組だろ?俺達!」
「すっごいハイテンションでそんなこと言ってこないで下さいよ。なんかキモいですから。」
「ちょ、流石に俺でも傷つくぅぅぅぅ!!!」
「はいはい。…仲間、ですか。ありがとうございます。」
「いいってことよォ!!現実世界に帰るまで、ぜってぇ死ぬんじゃねぇぞ、A。」
「はい!クライン先輩!」
「おうよォ!!」
「あ、でも先輩が盾になって下さいよ。ヤバくなった時は。」
「あぁ!?」
今日も明日もこれかも、こんな平和であればいいと願う私だった。
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作者名:藍 乃 | 作成日時:2014年8月6日 15時