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目を強く瞑って、
思いっ切りバッグを開けた
心臓が口から出そうなくらいドクドク暴れていて、
ゆっくりと…目を開ける。
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あ「はっ……………………………!」
震える手で、
どうにか掴む
一枚の封筒と一緒にあったのは、
丁寧に包み込まれた小瓶
恐る恐る
その封筒を開けてみる
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ぎっしりと文字の書かれた便箋
お姉ちゃんの字だった
涼介へ
1番上には彼の名前が。
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ゆっくりと読み進めていくうちに、
脈もどんどん早くなっていって、
頭の血管がはち切れてしまいそうなほど____
あ「え…………、これ……どういうこと?」
そこには、
信じられない衝撃の事実が綴られていた
あ「……え、ちょっとまって……………。」
そうなると、
今までの話が全ておかしくなる
彼の言うことも、
知念君の言ってたことも、
全てがおかしい……………。
頭の中が混乱して、
とうとう力が抜けて、手からするりと抜けた便箋は、
ハラハラ舞って小瓶の上に落ちる
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じゃあこの小瓶は______?
あ「うそ、…………しんじられない…。」
信じられないけど、
ここに書いてあることが事実だとしたら____
何を先にしなきゃいけないのか、
分からない
だけど、
『覚えてる事、全部話す。』
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早く行かなきゃ、
彼の元へ。
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涼乃(プロフ) - ほのさん» ほのさんありがとうございます!完結まであとちょっとですので是非最後までお付き合いください!! (2021年3月4日 0時) (レス) id: d580f0ae08 (このIDを非表示/違反報告)
ほの(プロフ) - 続きがきになります、続編たのしみ!!! (2021年3月3日 23時) (レス) id: 9be55037a1 (このIDを非表示/違反報告)
涼乃(プロフ) - れっしーさん» れっしーさんありがとうございます!!完結までお付き合い頂けたら嬉しいです(;;) (2021年3月3日 9時) (レス) id: d580f0ae08 (このIDを非表示/違反報告)
れっしー - とても面白いです!これからも頑張ってください! (2021年3月1日 16時) (レス) id: aa496b1864 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼乃 | 作成日時:2021年2月15日 22時