少し昔のある話 ページ38
これはなにわ男子が結成される前のお話。
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なにわ男子が結成させる前は大吾、流星、龍太くん、康二くん、文一くんと共に所謂メイン組として活動させてもらってた。
ただそれは実力があるから、ダンスや歌が誰よりも特化してるから … などそんな理由じゃなく単純に関西Jr.の看板のため。
幼いながらに気付いていた。
私はここにいる誰よりも期待されてへん。
やからみんな甘やかしてくるし私には怒ってもくれへん。
同期たちはどんどんダンスや歌のレベルが上がっていく。
やのに私はずっと同じとこを彷徨ってる。
後輩にも最初は舐められてた。
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もう私はここにいたらあかん。そう思い2013年、高校受験をするタイミングでやめることを決意した。
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「 淳太くん、私やめようと思うねん 」
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当時唯一私を叱ってくれ、ダンスの振りでできないとこはつきっきりで教えてくれたりしてた淳太くんには話した。
淳太「 ……… そうか 」
理由を聞くでもなく止めるわけでもなくただそう吐くだけやった。
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淳太「 大吾らには？ 」
「 淳太くんにしか言ってへん … 。」
淳太「 なんで俺に一番最初に言うたん？ 」
「 それは … 」
たしかに、淳太くんはずっと近くにおるかって言われたらそれはちゃうくて。
現場が一緒になれば気にかけてくれる。
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たしかになんでやろ
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淳太「 お前、周りの人らに少しでも気持ちぶつけたことあるんか？こういうの嫌とかこういうの好きとかちゃんと口にしたことあるんか？自分が変わらな周りは変わらんよ。 」
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淳太くんが言うことはごもっともやった。
淳太くんに一番に話したんってきっと止めてくれるそう思ったからで … そう思うってことは心のどこかでやめたくないそう思っとるってことや …
ちゃんと話さな。
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、 - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/21141b1e4b5/?guid=ON←ページ10、｢永遠と斗亜｣。歌詞書かれてますけど、著作権違法です。歌詞転載は少しでもアウトですので運営に報告しました。 (2022年7月19日 1時) (
レス) id: 3cf6d2002d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おおはしのえくぼ | 作成日時：2021年9月13日 6時
