180話 ページ10
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『……………、んん……っん』
病院の空気に慣れない所為かいつもより早く目が覚めた
…軽く伸びをして辺りを見回す
……そういえばこの病室…私一人なのか
今は…多分五時くらいだろ
…つーか此処ほんとに何も無いな
本の1冊くらいあればいいのに…
もう一度無言で辺りを見回しながら
棚の上に置いてある花瓶に気付く
『……ラベンダー……悠來が置いてくれたのか…？』
花瓶に手を伸ばし
生けてあるラベンダーの花を一つ引き抜いた
そのまま人差し指と親指で花の茎を軽く摘み
自分の目の前でくるくると回す
なんでもいい、今はなにか
どうでもいい事で 暇を潰したかった
『…あ、…いい匂い……』
ふわりと香る花の匂いに思わず目を細める
確か…リラックス効果があるんだっけ…
『……ん、もっかい寝るか…』
……安心する香りにつられて少し眠くなった気がする。
ラベンダーと、花を置いてくれた
誰かに感謝しながら再び眠りについた
.
.
『………はー…眠…』
あれから……
…時計を見る限り五時間ほど睡眠をとった後、
二度寝はやっぱりダメだなと思いながら
悠來が持ってきた小説を読んでいた
…恋愛モノばっかりだな。げろんぱ
すると扉の外から聞き慣れた声がしたと思うと
病室の扉が開き、見知った顔が目線に入った
麗「Aちゃん！」
芦「Aー！お見舞いに来ったよー！」
蛙「三奈ちゃん、病院だし…まだ朝に近いんだから
あんまり大きな声はダメよ」
八「Aさん！体調は如何ですか？」
その四人だけではなく
後ろには耳郎と葉隠までいた
…あれなんかデジャヴ
『は、……なんで此処に…？』
麗「Aちゃんが目覚めた時はおらんかったけど、
A組の皆 ちょこちょこ
Aちゃんの様子見に行ってたんだよ！」
耳「目覚めたって聞いた時の切島の顔笑ったわ〜…」
芦「あ！それ私も見た！なんか喜んでた様な
泣いてた様な…そんな微妙な顔してたよねー！」
葉「爆豪くんもなんか…何処と無く機嫌良かったもんね」
麗「え？そうなん？
全然分からんかった…あれ機嫌良かったんだ」
『…………来てくれてありがと』
そう、かなり小さな声で呟いたのに
その言葉はしっかりとお茶子達の耳に届いた様だった
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カフェオレ。(プロフ) - ユメコイさん» っおおおお！！（うるさい）お待たせしました！！第5章、ただいま公開いたしましたので、見ていただけると嬉しいです！長らく返信できずにすみませんでした(´；ω；｀) (2019年8月21日 9時) (
レス) id: 471c42eeb6 (このIDを非表示/違反報告)
カフェオレ。(プロフ) - 夏梨さん» 返信遅れてしまい申し訳ございません……！！お待たせしました…！第5章公開いたしましたので、拝見していただけるとむせび泣いて喜びます！！コメントありがとうございました！ (2019年8月21日 9時) (レス) id: 471c42eeb6 (このIDを非表示/違反報告)
ユメコイ(プロフ) - 5章、楽しみにしてます！ご自分のタイミングで頑張って下さい！ (2019年7月15日 15時) (レス) id: bd93b7215e (このIDを非表示/違反報告)
夏梨 - 5章楽しみです！更新頑張ってください！ (2019年4月1日 12時) (レス) id: f48b2c45f5 (このIDを非表示/違反報告)
潮来(プロフ) - ミルミラさん» すみません、5章のパスワードを解除する日は未定です…イマイチ書き直す気になれないのと若干の手直し中なので… (2018年8月27日 0時) (レス) id: ec5387fe16 (このIDを非表示/違反報告)
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