202話 ページ32
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薬将縁利は昔から、親に擦寄って来る他人の顔を見て来たからか
人の心情を無意識に察する癖がある
縁利は視線を下に向けたまま口を開いた。
縁「…えぇ、義手の件だったら しっかり聞いてます」
根「………。」
縁「確かに五体満足ではないです
…けど…Aは生きている。存在している
…それだけで、良いじゃないですか
もう会えない…そんな事も考えていたのに
それに、Aがあれだけ成長していたのも…
良い仲間に出会えたからでしょう」
根「…あんな事があったのに
君はまだ…雄英を信じてくれるのかい？」
縁「…まぁ、そうですね
正しくは Aの友人達を、ですけど」
根「相変わらず可愛くないね！」
縁「成人超えてる俺が可愛い言われても嬉しくないです」
根「と、話はもう一個あるのさ！」
縁「…今のが本題じゃないんですか」
根「いや、寧ろこれから話す事が本題さ
…メディスンの復帰について、ね」
縁「…そろそろ、考えなきゃ駄目ですよね」
根「退院日時とか決まってたりは…」
縁「…近々、」
根「それは良かった！」
縁「復帰は……するつもりです
Aが生活出来なくなるかもしれない…ってのもありますけど…
寮生活なんでしょう、家具とか
Aが小さい頃はそういった年頃の女児が好む物を
買い与えていなかったし、高校生活くらい謳歌させてやりたい」
根「…親バカ磨いてるね」
縁「誰が親バカですか」
根「まぁそういった事ならOKさ！
手続きやらメディアやらには私から言っておくよ！」
縁「いや、いいです。
元々メディアにはあまり顔出していないんですから
さらっとヒーロー活動続けても何も問題ないでしょう」
根「有りまくるよ？君どんだけメディア人気高いと思ってるの」
縁「知りませんよ」
すると今度は上機嫌な声が聞こえると
同時に乱暴に扉を開けられた
花「薬将さん
ご飯持ってきましたよー、話終わりましたかー」
根「すまないね！少々長話し過ぎたみたいだ。私はもう帰るよ」
縁「いえ、態々ありがとうございました」
花「お気を付けてー
…その様子じゃ、少しは話せたみたいですね」
病室の扉が閉まり、根津が見えなくなると
悠來が縁利の方へ振り返り、にこりと笑った
縁「多少」
花「そっけね
あ、今日は薬将さんの好きなものですよ！喜べ！」
縁「……ありがとうございました、色々」
花「…ふふふ、どういたしまして？」
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カフェオレ。(プロフ) - ユメコイさん» っおおおお！！（うるさい）お待たせしました！！第5章、ただいま公開いたしましたので、見ていただけると嬉しいです！長らく返信できずにすみませんでした(´；ω；｀) (2019年8月21日 9時) (
レス) id: 471c42eeb6 (このIDを非表示/違反報告)
カフェオレ。(プロフ) - 夏梨さん» 返信遅れてしまい申し訳ございません……！！お待たせしました…！第5章公開いたしましたので、拝見していただけるとむせび泣いて喜びます！！コメントありがとうございました！ (2019年8月21日 9時) (レス) id: 471c42eeb6 (このIDを非表示/違反報告)
ユメコイ(プロフ) - 5章、楽しみにしてます！ご自分のタイミングで頑張って下さい！ (2019年7月15日 15時) (レス) id: bd93b7215e (このIDを非表示/違反報告)
夏梨 - 5章楽しみです！更新頑張ってください！ (2019年4月1日 12時) (レス) id: f48b2c45f5 (このIDを非表示/違反報告)
潮来(プロフ) - ミルミラさん» すみません、5章のパスワードを解除する日は未定です…イマイチ書き直す気になれないのと若干の手直し中なので… (2018年8月27日 0時) (レス) id: ec5387fe16 (このIDを非表示/違反報告)
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