嬉しいの話 3 ページ25
39.
元々、私は自伝、日記を書こうとは思っていなかった
この作品より、早い時期から投稿している作品だけで、いいやと思っていた
そんな、私を一つの作品が変えた
もう、投稿はされていなく
作品自体も消されているけど
あの作品は、確かに私の価値観と思考の仕方を変えた
まず、今までのことも初めての事ばかりだったけど
私はこの作品に影響されまくって、更に色んな“初めて”に手を伸ばした(そこまで、多くはない)
まず、夢小説以外に目を通したのも初めてで
なぜか、クリックせずにはいられない
そんな、雰囲気を放っていた作品だった
ただの、文字列だったけど
そして、読んで衝撃を受けた
そんな病気があるのかと、びっくりしたし
自分の考えが赤裸々に書いてあることにびっくりした
他人ならではの、自分とは違う考え方、思考に私は魅入った
思わず、時間を忘れて読みまくった
確かに暗かったけど、だからなに?って感じで私は読んだ
同情心はあった
少しだけ、うらやましいと思ってしまった
私にはそんな、大層な覚悟があるわけではないのに
浅ましくも、考えなしにも、そう思った
今、思い返すと作者に非常に失礼だった
ごめんなさい
そんな自分本位の、思考も更に読み進みていくうちになくなったけど
でも、そんなことを思いながら読んでいると作者に失礼だと思ったから
途中まで読んだ日の後、しばらく、手を付けなかった
付けられなかった
自己嫌悪で
良くも悪くも私は
思う通りになったし
人間の醜悪さに触れたし
影響を受けた
他の
でも、すぐに読むのをやめた
私が求めているものと、違った気がしたから
結局、あの作品に私は戻って
浅ましくも、自分なりの解釈をして
ぐるぐると一日、考える
そんな、日々を送って、考えた
本当に、本ッ当に
あの作品を、見つけたこと
出合ったことは運命だと思う
勝手な考えだけど
あの作品の感想を言語化するのはとても、難しい
なんというか、本当に
すごい
としか、言いようがない
不甲斐ない
申し訳ない
ごめんなさい
物書きをしてる癖にこれじゃ、笑われてもしょうがない
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作者名:潮見 不可 | 作成日時:2022年9月21日 13時