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初の話 ページ2

1.



最初って何を書けばいいんだろうか‥‥


初っ端からこれで、ガクッときた人。私もなった

そうだ、忙しいってなんで〜?って人に答えよう!

私はあまり、ぐるぐる悩むのは好きじゃないんだ。眠れなくなるからね


まず、私は引きこもりで、不登校児だ。誰がなんと言おうとも譲らないし、譲れない。さっき決めた

だが、世間で私の事をなんと呼ぶのかは未だにわからない

さっさと簡潔に言ってほしいだろうから、言うけど
私は一応、学校には行っている。一応、だけど

行く日は大体、日曜日に決めている
私が行くのは週五日の内、三日だけ。それも、午後から

卒業できるかどうかはわからん


東リベの場地って知ってる?
彼、留年してるよね。中学生なのに
ありえないって思ったでしょ。私も思った

でも、できちゃうんだよ。実際に
これは私が経験済み。いや、経験とはちょっと違うか

いつだったか、学年末に校長に呼び出されてね、進級を希望するか聞かれたんだよ
もちろん、私は進級と答えた

で、思った
あー、留年ってできるんだな。私がここで断ったらできちゃうんだなって

彼とは多分、理由が違うと思うけど‥‥

私はこれでもテストのときとかは頑張って行ってたんだよ
家でも勉強はしてた。まあまあの点数だったと思う
単に出席日数が足りなかった。それだけ

たぶん、彼はこう言っちゃなんだけど、ものすごく成績が悪かったか、全然、学校に行ってなかったか、その両方なんだと思う。残念だけど

だってさ、滅多に留年なんてならないからね
同じクラスに一回も、学校に来てるのを見たことない、尊敬する不登校児がいたんだけどね、普通に進級してたから

私は聞かれて、進級します!ってなったけど(たぶん、他の人も同じ)彼、問答無用でなってたよね。時代もあったと思うけどこれはよっぽどだと思う

なんか、‥‥すごいね、彼

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作者名:潮見 不可 | 作成日時:2022年9月21日 13時

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