カルエゴ先生には奥さんがいるようで

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ゆらゆらと自分の体が心地よく揺れていることに気がつくA

視界には大好きな頼もしい背中

カルエゴにおぶられていた

『…あなた？』

「目が覚めたか？」

『うん…』

さっきまで久しぶりにあった上司と飲みに行っていてついつい浮かれ飲みすぎたことを思い出した

(迎えに来てくれたんだ)

ぎゅっとカルエゴのシャツを掴む

「気分はどうだ？」

『大丈夫〜…』

「あまり飲み過ぎるなよ」

心配してくれたことにキュンとくるA

カルエゴを掴む手に更に力を入れる

『…』

「！」

Aは掴んでいた手を少し緩めるとカルエゴの胸をツー…となぞる

「コラ」

ビクッとなるカルエゴを見て楽しくなるA

『あなたって割と筋肉質よねー』

ツンツンと触るとまた反応するカルエゴ

「ここに置いてくぞ」

『ム〜』

しかし、カルエゴが照れて耳を赤く染めているのに気づく

チュッ

「！」

今度は耳の裏にキスをする

「っ！」

ハムっと甘噛みしたり縁を舐めてみたりする

「覚えとけよ！」

『えへへ』

しかし帰宅する頃には爆睡をかますA

カルエゴは帰ったらイチャイチャしようと思ったが叶わず

「パァパ？」

「フェイレス…まったく、ママには叶わないよ」

「う？」

そのままカルエゴ親子は3人仲良く眠りにつくのだった



スキ魔

かつての上司とはアザゼル・アンリ警備長であり、復帰しないか誘われるが…

『今の私の守るべきものは主人と娘が安心していられる我が家と言う居場所ですから』

と、お断りした

ちなみにAが現役の頃はアザゼル・アンリ、ナベリウス・ナルニアに肩を並べていて魔官署の三強と恐れられていた

Aちゃん強いよ！

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