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Aのお腹が大きくなりつわりが落ち着いたころカルエゴ夫婦は買い物に来ていた
『着いてきてくれてありがとう』
「当たり前だ、この状態のお前を1人になんかさせん」
ぎゅっと優しく手を握って歩き出す
『ここのベビーグッズ買いたくて』
「フッ、気が早くないか?笑」
『やっぱり〜?、ふふっ笑』
2人で店に入って中を見渡す
『この服かわいい』
「あぁ」
『でも性別もまだわからないのに買えないわね笑』
優しくお腹を撫でる
『どっちかしら?』
「女の子ならお前に似て優しくて美人な子だな」
『男の子ならあなたに似て真面目でかっこいい子に育つわね』
「どっちにしても愛おしいのはかわらんな」
『えぇ』
そんな会話をしているとAはふと目の前の商品に目が行った
『ねぇあなた』
「どうした?」
『私アルバム作りたい』
「アルバム?」
『これ』
それは優しい紫色のアルバムだった
『この子が産まれて育っていく過程を形にしたい』
「…」
『きっといつか家族の宝物になるわ』
そう言って微笑むAを抱き寄せる
「お前がそう言うならきっとそうだな」
『ふふっ笑』
そうしてアルバムを持って帰る
「名前決めないとな」
『そうね、何がいいかしらね』
「このアルバムのタイトルでもある真剣に考えるさ」
『素敵な名前にしましょうね』
カルエゴはその日一晩でものすごい量の候補を考えた
ちなみに…
「なぁあれカルエゴ先生とAさんじゃね!」
「ほんとだ!Aさんのお腹もうあんなにデカい!」
「もうそろそろね〜」
「2人手繋いでる!仲良いね!」
アブノーマルクラスの生徒たちに目撃され翌日質問攻めにされたカルエゴであった
「粛に!!!」
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犬可愛いね! - 尊すぎてジタバタしました!ありがとうございます! (8月5日 16時) (レス) @page28 id: 16abd15ea3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずこしょう(プロフ) - 豆腐の凉宮さん» みんな褒めすぎなくらい褒めんじゃん!ありがとうございます! (6月14日 23時) (レス) id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐の凉宮 - あ、好き。モフエゴの着せ替え見たい!!後、カルエゴ先生と夢主がキスしたときに「キャー」って言ったのがダーリンとかかなって勝手に妄想すんの好きです (6月14日 18時) (レス) @page28 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずこしょう(プロフ) - ラピさん» ありがとうございます! (5月31日 23時) (レス) id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
ラピ(プロフ) - _( _ ᷄ᾥ ᷅ )_ふぅ...好き。カルエゴ先生尊い夢主ちゃんもまた良い (5月29日 22時) (レス) @page4 id: 1d36f8c737 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆずこしょう | 作成日時:2023年4月15日 23時