決着3 ページ32
『新野先生が言ったみたいに医学の知識は私も多少なりともあるからそれを活かそうと思ってたんだ』
「なるほど」
「けど土井先生の落ち込みようすげぇな…」
あからさまにガックリと項垂れてる土井先生
『半助』
「は、はい！」
『副顧問とはいえ顧問の新野先生のサポートをキッチリしたいんだ、お前にはアドバイスをもらいたいって思ってる…頼めるか？』
「！…私でいいんですか？」
『何言ってんだよ？お前が1番信頼出来るから言ってんだよ！』
「A先生ぇっ！…もちろんです！なんでも言って下さい！」
「復活した」
「流石夢前先生」
そうしてAの副顧問争奪戦は保健委員会の勝利で終わった
「本当に理由はアレだけですか？」
『山田先生…』
「前に仰ってたじゃないですか、昔医者になりたかったって」
『…』
「やっぱりそれも理由にあるんじゃ無いんですか？」
『元々医者を目指してたのは妹や妹と同じように苦しむ子たちを救いたかったからです、妹亡き今目指す理由はもうありません』
「…」
『けど、ここにいる間は少し、ほんの少し素直になってもいいかなって思えたんです』
「そうですか」
『理由、これじゃダメですかね？』
「いいえ、充分素敵な答えだと私は思います」
にっと笑うAの笑顔は幼く見えた
「伊作！」
「留三郎！」
「今回は負けたが予算会議では負けんぞ！」
「うん！僕らも頑張るよ！」
「嬉しそうだな」
「そうかな…」
「あいつに褒められたからか？」
「えへへ」
「言っとくがあいつより先に同室である俺がお前の凄さには気づいてたからな！」
「留さん…」
「まぁ、あいつはやはり気に食わん奴には変わりないが…見る目ある奴ではあるのは確かだ！」
「ありがとう留三郎！僕頑張るよ！」
「おう！」
そうして新保健委員会が誕生したのだった
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kanayamamoto112(プロフ) - 予算会議面白かったです。ヒロインちゃんの策士な所も面白かったです。更新頑張ってください。 (4月18日 1時) (
レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
おじいちゃんパンチ - ええええええここで終わり？！気になりすぎて禿げる！！更新全裸待機！！ (3月23日 19時) (レス) @page28 id: 14d47f2dfd (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - 宝探しの結果楽しみです。更新頑張ってください。 (3月23日 15時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずこしょう(プロフ) - kanayamamoto112さん» またまた素敵なコメントありがとうございます！学園長…死ぬなよ！笑 (3月23日 0時) (レス) id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - ヒロインちゃんがどの委員会の副顧問になるのか楽しみです。忍たまの皆が止めなかったら学園長ヒロインちゃんの攻撃を受けてましたね。 (3月22日 22時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずこしょう | 作成日時：2024年3月4日 12時
