初恋6 ページ19
「Aさんちなみに好きなタイプは？」
「お前じゃ無いことは確かだ」
「お前に聞いてねーよ！」
「ふん！」
「花火！俺よく見えるとこ知ってます！」
「だからお前とは見ないって言ってるだろ！」
「だからお前には聞いてないって言ってるだろ！」
『はぁ…』
私はそのまま半助の腕を掴んで引っ張った
「え、あの…A先生？」
『悪いな、今日は二人で過ごすって約束なんだよ』
「！」
「そ、そう、ですか…」
『また会ったら酒飲もうぜ』
「は、はい！」
「いいですよ、こんな奴…」
「なんでお前はさっきから俺に突っかかってくんだよ！」
仲良いのか悪いのか…
『じゃあな』
「あ！また会いましょうねー！」
「二度と会わせるか！」
ベーっと舌を出す土井先生
「…」
『何？』
「二人でいさせてくれてありがとうございます」
『いいよ、私も二人が良かったんだ』
「！」
あからさまに嬉しそうな顔をする土井先生
『なぁ、何食う？』
「あっちに南蛮料理出してる店もありますよ」
『この時代の洋酒無いかなぁ』
酒に釣られてるんるんで歩くA
するとある店が目に入る
『なぁ半助』
「なんですか？」
『あの店見て来たい』
「珍しいですね、A先生が髪飾りの店によるなんて」
『最近シナ先生と喋れて無いからなお土産』
「自分には買わないんですか？」
『似合わないだろ？』
「そんなこと無いですよ」
『そうかなぁ…』
Aは似合いそうな髪飾りを選んで買おうとした
『すみま…「すみませーん！」え？』
すると土井先生が身を乗り出した
「これとこれお願いします」
『ちょっ！半助！』
「買わせてください、男のプライドってやつです笑」
『…』
二つの髪飾りをもらう
『もう一個は？女装用？』
「いえ…」
『え？』
スッと髪飾りをつけられた
「その飾り紐に通せば首とか手首とかにも身につけられるみたいです」
『私に！？』
「他に誰がいるんですか笑」
『…』
「よく似合ってますよ」
「ほら、やっぱり似合うよ」
『そうかなぁ？』
「うん！かわいい！」
やっぱり、太陽みたいな笑顔はよく似てるなぁ
『良く笑う奴』
「え？」
『さっき言ってたろ？好きなタイプ』
「え？確か強い人がって…」
『あれは適当に答えたんだよ笑、なんとなく笑う奴が好きだと今思った』
今はあの笑顔が好きだと認めなくなった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 213人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kanayamamoto112(プロフ) - 予算会議面白かったです。ヒロインちゃんの策士な所も面白かったです。更新頑張ってください。 (4月18日 1時) (
レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
おじいちゃんパンチ - ええええええここで終わり？！気になりすぎて禿げる！！更新全裸待機！！ (3月23日 19時) (レス) @page28 id: 14d47f2dfd (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - 宝探しの結果楽しみです。更新頑張ってください。 (3月23日 15時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずこしょう(プロフ) - kanayamamoto112さん» またまた素敵なコメントありがとうございます！学園長…死ぬなよ！笑 (3月23日 0時) (レス) id: e261693cf6 (このIDを非表示/違反報告)
kanayamamoto112(プロフ) - ヒロインちゃんがどの委員会の副顧問になるのか楽しみです。忍たまの皆が止めなかったら学園長ヒロインちゃんの攻撃を受けてましたね。 (3月22日 22時) (レス) id: 763c9aa7d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆずこしょう | 作成日時：2024年3月4日 12時
