第10話−白沢 麻友− ページ12
「........お願い...だから..。早く逃げて..!」
「.....っでも!!」
「....麻友が死ぬのはいやd....」
「いいから逃げて!!.....私は..大丈夫だから...」
『あぁ...』
「.....そんなっ..!...そんなこと...、麻友....」
「.....あかりちゃん?....泣いてるの..?もう、...もうね......、なんか...見えないよ....、」
『あかりちゃん....』
「今ならまだ逃げれるっ..!私が抱えて壁を超えれば....っ」
『璃埜ちゃん.....』
「それは無理..、ダメなんだって...もう....、だから...」
『お願い.....、神様』
「嫌だあっっ!!!.....麻友っ!...麻友...っ!!」
『最期に...、』
「.....私も嫌だ..、....あかりちゃんと...璃埜ちゃんと...もっと.......、もっと、いっぱい遊びたかったよ...、」
『私のいっちばん大切なもの』
「でも...でもね..、2人に初めて会った....あの時から決めてたんだ....、」
『私のいっちばんあたたかいもの』
「どんなに...、苦しくても...、悲しくても...、2人を.....、初めて出来た私の友達を、」
『私のいっちばん大好きなもの』
「......守るんだ!って...」
「......ッグス!!」
『この荒れ狂った
いつの間にか錆びてしまった』
「....だから、だからね.......」
『そして凍てついてしまった
そんなセカイから』
「.......っ麻友!」
「......麻友....グスっ..!」
「逃げて!.......早く!!!!!」
『守ってください』
「.......っ!!」
「......うわあああぁあああぁぁぁぁぁ!!」
また、
3人で会うため.....に.......
......
...................、
「......、ぁ.....り.」
.......
...................ありがとう、あかりちゃん璃埜ちゃん。
................またね。
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作者名:詩雨・yuuhi | 作成日時:2018年8月10日 19時