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YG「はぁ、寒かった」
どかっと座るのはやっぱりあのソファーで。
いっそ捨ててやろうかとも思ったけど
こうやって、またそこにいるユンギを見る日が
来るとは思わなかった
「うん……」
LINEの通知音……誰だろう。
携帯取り出してみると
“良い子のさくらへ
プレゼントは無事に届いたかな?
メリークリスマス。フォッフォッフォッ……
イケメンテヒョンサンタより”
「テヒョンがプレゼントくれたみたいだけど
預かってる?」
YG「……は?」
「んなわけないよね」
YG「目の前にあんだろーが」
「…はぁ?」
YG「俺へのクリスマスプレゼントは?」
「あ、……これもう買ってたら私が使うから」
ん、と差し出したら
眉間にしわ寄せたと思ったけど、
まさかのまさかだったのか
YG「おーーーー、嬉しい!!!!!!!」
……(笑)本当に嬉しそう。良かった。
ハッとして、はしゃいでた自分に照れてるし←
いや今さら(笑)
「そこまで喜んでもらえたら良かったよ」
YG「ゴホンッッッ……じゃあ、俺からも」
「え?あんの?」
YG「おぅ……。ん、」
といって両手を広げてる
「まさか、そのイヤホン受け取っておきながら
プレゼント、ハグとか言わないよねー」
YG「……ハグだって嬉しいだろ?
黙って抱きしめられとけ」
ガバッと抱きしめられる
YG「ずっと傷つけてきて、悪かったと思ってる
今も俺のこと、まだ好きで好きで仕方ないなら、
俺ごと受け取らせてやってもいいけど。」
……え?……今、なんて言ったの?
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作者名:mint | 作成日時:2017年7月3日 22時