はじまりは ページ2
Aside
高くそびえたつ塀の前に数人の人影が並び立つ
「鬼ヶ島学園に派手に乗り込んでやるぜ!」
「俺は巻き込まれただけだ。関係はない」
「私と姉にストーカーをしつこくする輩がいるのでそれも含めて話をつけにいきましょうね」
「殴り込みだなんて…。怖いけど、頑張らないと!」
「学園に害を及ぼすものは許さねぇ。俺がぶっ潰してやる」
「俺は気が乗らないが甘露寺が行くなら俺も行く」
「パワハラだと何て可哀想。南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏…」
『パワハラ学園から皆を救わないと!…』
いざ、出陣!
ってところで何をしてるかって?それはね…。
遡ること数週間前
「というわけだ!お館様のご命令でどうにかして鬼ヶ島学園から生徒たちを救わねばならない!だから対策を考えてもらいたい!」
『了解』
杏寿郎に呼ばれ生徒会室に収集された私達
天元、実弥、義勇、しのぶ、小芭内、蜜璃、嶼行冥、そして私
鬼ヶ島学園とは同じ市の中にある超高層ビルの学校
寮がついていて悪い噂が一つもない学校で毎年受験する生徒が増えている(しかも学費免除!)
だけどそれはカモフラージュだったらしく鬼ヶ島学園ではパワハラが酷くうちの学園に何人ものの生徒が逃げてきているらしい
それならストライキすればいいっていう話だけどそこは鬼舞辻ファミリーが支配する魔の帝国
支配力が強すぎてストライキとかもできないらしい
向こうがブラックというならこっちはホワイトだってところ
うちの学園の校長はお館様と言われている
お館様は天使と女神が混ざったようなお方
そんなお館様は脱走してきた生徒達を迎え入れて話を聞くうちに涙が出てきたらしい
どうにかしたいと思ったお館様は最初は話し合いをしたらしいんだけど相手は聞く耳も持たなかった
だから仕方なく暴力志向ということになった
で、脱走者の話を聞いて分かったことは
そもそも鬼舞辻無惨が最強説
・思考を読み取ることができる(エスパーかよ)
・自分の言うことを聞かないときれる(自分勝手すぎる)
・しかも4人いる(何で全員同じ名前?)
・第一印象はワカメ(これはどうでもいい)
・鬼舞辻無惨を守る守護隊みたいなのがいる(確か下弦の鬼と上弦の鬼っていう名前だった気がする)
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作者名:お静 | 作成日時:2020年3月12日 22時