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ちゃんと服も着てるんだ。



この服、ちょっと大きくにゃいかにゃあ…?



しかも上しか着てにゃい。



人間は寒いんだね。



慧「そっか、大ちゃんなんだねー。びっくりしちゃった。今もめちゃくちゃびっくりしてるけど」



そういって、いつものように頭を撫でてくれる。



気持ちいいにゃ。



なんでか不思議なことに、耳と尻尾は健在で、ぴこぴこ動き回っている。



なんだか恥ずかしい…。僕らは尻尾で気持ちを表すから。



今までは恥ずかしくなかったのに。



''すき''まで伝わっちゃいそうだから。



尻尾を掴んで自制する。



慧「のど、撫でても同じ感じなの?」



大貴「ぇ…?」



次の瞬間、慧くんの綺麗な手が僕の喉元を擽る。



慧くんは、今の時期の猫が発 情期だって、知ってる?



大貴「にゃ、う…っ、は、ッにゃにこれ、声、出ちゃうぅ」



甘えたい。



慧「人間みたいだね?可愛すぎ」



甘えちゃダメ…?



大貴「どうしたらいいですか…?っ、変なの…、」



慧「俺が気持ち良くしてあげる」



そういって、ご主人様は軽々と僕を持ち上げて、ベットに運ぶ。



そして、僕の上に乗っかる。



慧「そーゆー時期だもん。分かってるよ?」



あぁ、



大好き。



おかしくにゃっちゃう…にゃー。

・◎→←ぼくだけのごしゅじんしゃま!!



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作者名:かーこ | 作成日時:2018年12月1日 20時

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