知り合いでした【梅原裕一郎】

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目をギュッと瞑り、訪れるであろう衝撃に心の準備をする。


しかし、衝撃が来る代わりに、誰かの腕に支えられた。


木「おっと！大丈夫？」

中「足くじいてない？」

『あ…、ありがとうございます』


良平さんとヨシキさんに支えられ、なんとか立ち直す。


木「こーんな騒がしい男たちにお姫様は預けられないかなー」

『おひっ……』


あかん、ビックリしすぎて変なとこで言葉止まった。


木「ま、冗談だけどね！あ、お姫様ってとこは冗談じゃないよ？」

『なんでですか……』

木「超カッコイイ王子様が居るでしょ？」

『うわあああ！やめてください！』

木「あはは、かっわいー」

『もう！』


やっとこさ楽屋に全員が入ったところで、中で見守っていた方たちにもご対面した。


『わっ、本物…』

斉「俺たちも本物だよ⁉」

野「はじめましてー！」

仲「おー！かわいー！」

武「はじめまして」


なんだろう、幸せすぎて死ねる。


『はじめまして、碧海Aです…』

野「野上翔です！」

仲「仲村宗悟です！」

武「武内駿輔です」


目と耳が死ぬ


『そ、壮馬さあああああん』

斉「大丈夫！いい人たちだから！」


どうしよう、なんだろうこのオアシス。


私が落ち着くまで時間がかかったのは言うまでもない。

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