・・・ ページ22
・
今日は朝から講義がある。
アラームに起こされて、まぶたを擦りながらリビングに出ると、
バーン！と大きな何かにぶつかった。
「うﾞっ…」
ああ！ごめんなさい！と頭上で声がした。
JS「ヌナ、大丈夫？！」
チソンくんだったらしい。
「大丈夫、ヌナこそごめんね、」
JS「ううん！あの、今日の夜、勉強教えてください！」
「んっ？！あ、うん。いいよ。」
今言う？と思ったけど、急いでるチソンくんには時間がないらしい。
じゃ、行ってきます、と言って爆速で玄関を飛び出した。
元気で何より。
リビングに入ると、ぽやんとした寝癖とロンジュンがいた。
RJ「A、おはよ」
「おはよう、今日もいい寝癖だね」
RJ「はは、Aもね。」
鏡を見ると、私も後ろの毛が丸くひっかかっていた。
「やばー、大学行くまでに直さなきゃ。」
手軽にご飯を済ませたら、いってきまーすと言って出ていったロンジュンのあとに続いて家を出た。
・
帰り道、ひとりで歩いていると、
「ヌナ！」
と声をかけられた。
振り向いた先には、制服姿のチソンくん。
JS「おつかれさまです」
「おつかれさまー。学校帰り？」
JS「うん。あ、ヌナこれいる？」
手に持っていたお菓子を差し出してくれた。
「これ私めっちゃ好き。」
JS「ほんと？僕も好き」
「っ、うん。」
無邪気な彼の言葉に一瞬また、心臓がはねた。
このどうしようもなくチョロい心臓。
……これが一番悪いよね。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 487人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「NCT」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
李華(プロフ) - シェアハウス系大好きです！続編待ってます！！ (2022年8月25日 15時) (
レス) id: bf1bf25a73 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょん(プロフ) - リュイさん» あー！！ナナちゃんに言いつけちゃうからねー！！お仕置されてください。 (2021年9月26日 11時) (レス) id: a62fec5abf (このIDを非表示/違反報告)
リュイ - ぴょんさん…私のちとんあが可愛過ぎて辛いです…。愛してるよ…ナナ様以上に (2021年9月26日 10時) (レス) @page7 id: 2183f1b6e8 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょん(プロフ) - ソアさん» オンニの声聞いて、RJ「そんな大きい声じゃなくても聞こえるから、！」ってロンちゃん照れてたよ！！ (2021年9月25日 19時) (レス) @page17 id: a62fec5abf (このIDを非表示/違反報告)
ソア(プロフ) - ロンジュンくーーーーーーーーーーーん！！！！！ (2021年9月25日 17時) (レス) @page11 id: ffcc37eefd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぴょん
| 作成日時：2021年9月24日 17時
