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宣告 ページ6

かすかに、童磨さんと信者さんらしき人の声が聞こえてくる。


話している内容まではわからなかったが、信者さんが童磨さんをいたく信頼し、また感謝していることだけは声音から伝わってきた。


その声がまるでどこか遠くから聞こえてくるように感じながら、私は千花を見つめていた。


千花、と呼びかける私の声は相変わらずかすれている。


いつの間にか千花の姿は鬼になっていた。


尖った牙、長く伸びた鋭い爪。


そして、綺麗だ。


かつて、私が鬼になったときも、綺麗になった自分に驚いたものだった。


だが、千花は元が可愛い。だから、鬼の姿はより可憐だ。


ぴくり、と千花の瞼が動いた。


それを見て、私は思わず身を乗り出す。


ちゃんと説明しなければいけない。千花に残された道は、死ぬか鬼になるかの2つしかないのだから。


千花「・・・ん・・・」


小さく声を漏らして、千花が目を開けた。


まだぼんやりとした目で、自分がいる場所を不思議そうに見ている。


その目が私をとらえた。


千花「・・・姉ちゃん?」


少しだけ首をかしげて、千花が言った。


そのはずみで千花の目に自身の伸びた爪が映る。


千花「・・・なんで?これ・・・」


混乱する千花に、私は告げた。


きっと、これは千花にとって辛い宣告となる。


でも、鬼にすることを選んだのは私。童磨さんが千花に血を飲ませようとしたとき、止めずに見ていたのは私なのだ。


だから、せめて説明責任は果たさなければならない。


A『ごめんね。あんたを・・・鬼にした』







〚短文すみません!〛

卑怯→←正解



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緋月 - たまきさん» うまかった!(^^) (2023年2月21日 13時) (レス) id: eec4e6d19c (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - 緋月さん» あねwwならよかった (2023年2月21日 12時) (レス) id: 10bfc6b38c (このIDを非表示/違反報告)
緋月 - たまきさん» まぁ、2つ食べれたからよかったんだけどねw (2023年2月21日 8時) (レス) id: eec4e6d19c (このIDを非表示/違反報告)
たまき(プロフ) - 緋月さん» 忘れるな!?当日に忘れるな!!w (2023年2月21日 7時) (レス) id: 10bfc6b38c (このIDを非表示/違反報告)
緋月 - たまきさん» ありがとう!🐜ケーキは今朝食べた。昨日は忘れてたらしい (2023年2月20日 15時) (レス) id: eec4e6d19c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまき | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年12月31日 18時

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