田舎育ちのハイパー野生児が世間知らず過ぎてヤバすぎる【東京卍リベンジャーズ】

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A視点



「あーあー、最近名を馳せる東京卍會サマは女の子に魁戦を任せるような下劣なヤツらだとはな！こっちに来れば俺たちが蝶よ花よと優しくしてやるぜ？」



私が前に出れば、嫌味ったらしく鉄砲玉が声を張る。
夜そんなに叫んだら近所迷惑になるからやめようか。
うるさい。
てかいつ攻撃していいの、コレ？！
相手喋ってくるからタイミングわかんないんだけど。
ええい！訊いてしまえ！



『あの、』


「あ"？」


『魁戦って、もう始まってるんですか？』


「わざわざ訊くとか頭湧すぎ！お花畑かなー？」


『あ。なら、もう始めてもいいんですね』


「は、」



言い終わると同時に高く跳び、鉄砲玉の頭に踵落とし。
頭への衝撃で脳震盪を起こしたのか目の前に立っていた相手は地に伏し起き上がらない。
勝ったってことでいいのかな。
なら東卍メンバーはもっと賞賛してくれても良いと思、



「嘘だろ……？まさか一撃で……！」


「マジかよ……！丹川が……！？」



後ろの東卍メンバーを見れば分かった。
マンジローとドラケン以外が賞賛してくれてないんじゃなくて皆、驚いて言葉も出なかったのだ。
私のことを知る三ツ谷くんでも想像以上だと驚いている。
どんなもんだい。
その横のケースケは何かに気づいたようだ。
もしかしてまさか踵落としで思い出された？
過去に踵落としで何かしたっけ……。

冷静になった皆はワァッ！と私を賞賛してくれた。
まさかマンジローとドラケンはこれを見越して、ここに連れて来たのか。



マイ「よくやった、A」


ドラ「踵落としで一発K.O.とかやるじゃねぇか」


『今日、こうなることを分かって連れて来たな？』


ドラ「さあ、どうだか」

マイ「魁戦はAの圧勝だ！流れに乗れェ！！」



「「「「「オオォオオオオ！！！」」」」」

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